モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。
子供のころからアウトドアが好きで、日ごろから釣り、キャンプ、登山、マラソンなどを趣味として楽しんでいます。
そんな私のこだわりのキャンプ道具類を紹介する「こだわりキャンプ道具ファイル」の第14回目です。
今回はいつも釣行や低山ハイクで持って行くMy保温ボトルを紹介します。
この記事が、皆さんアウトドアライフの参考になれば幸いです。
目次
私がイメージしている保温ボトルの利用シーン
保温ボトルって普段携帯するものからアウトドア用に保温力を売りにしているものまでいろんな種類のボトルが売られています。
私が保温ボトルを購入の際に自分自身の利用シーンとして設定していたのは、こちらに挙げた2つの利用シーンです。
- 日帰りの釣行や低山ハイクの昼ご飯にカップヌードルを食べる時にわざわざバーナーでお湯を沸かさずに保温ボトルのお湯で調理したい。さらに食後のインスタントコーヒーを手軽に飲みたい
- 釣行やキャンプなど車で長距離を移動するときに、出発時に自宅近くのコンビニでホットレギュラーコーヒーを購入してなるべく長時間冷めないように保温したい
そこで、今回はひとつ目の利用シーンである「釣行や低山ハイクの昼飯時のカップヌードル用の保温ボトル」について、設定した条件や最終的に購入した製品について紹介します。
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日帰り低山ハイクの昼飯カップヌードル用保温ボトル
ボトルに求める条件
カップヌードル用保温ボトルに求める条件としては、こんな条件です。
- 1,000m級の日帰り低山ハイクで、出発前に自宅で沸かした熱湯を山頂でカップラーメンのお湯として使っても全然問題がない温度を保っていること
- カップラーメンと食後のコーヒーを1杯くらい飲めるだけの容量であること
この条件に合う保温ボトルと言ったらこの2つしかないでしょう。
条件に合いそうな保温ボトルの候補
メーカー/モデル名 | スペック |
---|---|
サーモス 山専用ボトル 0.5L |
容量:0.5L 重量:280g(シリコンなし260g) サイズ:幅70×奥行70×高さ235mm、口径/36mm 保温力目安:77度以上/6時間、50度以上/24時間 保冷力目安:10度以下/6時間 https://www.thermos.jp/product/detail/ffx-501.html |
モンベル アルパインサーモボトル 0.5L |
容量:0.5L 重量:265g サイズ:直径70mmX高さ240mm 保温力目安:78度以上/6時間、51度以上/24時間 保冷力目安:8度以下/6時間、11度以下/24時間 https://webshop.montbell.jp/common/system/information/disp.php?c=2&id=445 |
そして購入したのは、モンベルアルパインサーモボトル 0.5L

容量 | 0.5L |
重量 | 265g |
サイズ | 直径70mmx高さ240mm |
保温力目安 | 78度以上/6時間、51度以上/24時間 |
保冷力目安 | 8度以下/6時間、11度以下/24時間 |
材質 | 本体:(外側)SUS304 ステンレス鋼、(内側)SUS316 ステンレス鋼 外栓:ポリプロピレン 底カバー:シリコーン コップカバー:シリコーン 内栓:ポリプロピレン パッキン:シリコーン |
耐熱温度 | (内栓)100度 / (外栓)100度 / (パッキン)150度 |
耐冷温度 | (内栓)-20度 / (外栓)-20度 /(パッキン)-40度 |

保温力目安は本当なのか実験してみました
カタログに保温力目安として記載されている78度以上/6時間が本当なのか実験をしてみました。


カタログに掲載されている保温力目安は間違いではないことが確認できました
開始時水温 | 93度 |
6時間後水温 | 79度 |
お湯の温度が79度もあればカップヌードルは十分調理可能です。
あらためて、モンベルアルパインサーモボトルの凄さを見せつけられた感じです。
- 朝5時に入れた熱湯が昼の12時でもまだ熱いくらいの温度を保っているので、余裕でカップラーメンが食べられる
アルパインサーモボトルに合うカバーは?
このモンベルアルパインサーモボトルですが、専用のボトルカバーがありません。
もっともボトルカバーがなくても単体で保温性能が十分すぎるくらいあるので、無くても問題はないのですが、ボトル本体に傷が付いたりするのが嫌なのでできれば欲しいところです。
ライバルの山専ボトルには、ボトルポーチというものがオプションで売られています。
アルパインサーモボトルにフィットしそうなカバーがないものかとネットでいろいろと探してみました。
そしたら、同じモンベルから発売されているこちらのカバーがスペック的に何となくフィットしそうです。
モンベル クリアボトル サーモカバー 0.75L

このクリアボトル サーモカバーは、製品名から分かるようにモンベル クリアボトル0.75L用のカバーです。
問題はアルパインサーモボトルにフィットするかどうかです。
まず、クリアボトル サーモカバーの仕様を見てみましょう。
重量 | 40g |
サイズ | 直径67mmx高さ190mm |
素材 | 3mm発泡ゴム両面ジャージ |
サーモカバーの直径は67mm。
一方アルパインサーモボトルの直径は70mmですから、アルパインサーモボトルの方が3mm大きいということが分かります。
高さを見ると、サーモカバーは190mm。
一方アルパインサーモボトルは240mm。
アルパインサーモボトルのフタの高さを測ってみると、約50mmなのでフタを除いた部分はカバーできる高さだということが分かります。
となると問題は直径が3mm大きいというところですが、素材が発砲ゴムということなので多少は伸びそうなので大丈夫なのではと判断しました。
あとは実際に購入して試してみないと分からないということで、購入して見ました。

サーモカバーはアルパインサーモボトルの保温力にどのくらい影響するのか実験してみた
モンベルの製品紹介サイトを見ると、クリアボトル サーモカバーの素材には保温・保冷効果に優れた3mmの発泡ゴム両面ジャージが使用されていると書かれています。
もしかしたら、アルパインサーモボトルにクリアボトルサーモカバーを装着した状態では、保温能力がさらにアップするのではないかと思い実験してみました。

結果を整理してみるとこうなります。
開始時水温 | 95度 |
6時間後水温 | 82度 |
12時間後水温 | 70度 |
結果を見てもわかるように、6時間後の水温がサーモカバーを着けていないときよりも3度ほど高い状態を維持しているという結果がでました。
僅か3度ではありますが、保温能力が向上しています。
さらに、ボトル本体に傷がつくのを防いでくれるのでクリアボトルサーモカバーの装着をおすすめします。
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まとめ
- 私が想定している保温ボトルの利用シーンは、
日帰りの釣行や低山ハイクの昼ご飯にカップヌードルを食べる時にわざわざバーナーでお湯を沸かさずに保温ボトルのお湯で調理したい - 保温ボトルに求める条件としては、
1,000m級の日帰り低山ハイクで、出発前に自宅で沸かした熱湯を山頂でカップラーメンのお湯として使っても全然問題がない温度を保っていること - 条件に合いそうな保温ボトルの候補は、
サーモス山専用ボトル
モンベルアルパインサーモボトル
購入したのは、モンベルアルパインサーモボトル 0.5L - 保温力目安は、78度以上/6時間
実際に試してみたところ、6時間後に79度をキープしていた
カタログに掲載されている保温力目安は間違いではないことが確認できた - モンベル クリアボトル サーモカバー 0.75Lは、アルパインサーモボトル0.5Lにぴったりフィットする
- 6時間後の水温がサーモカバーを着けていないときよりも3度ほど高い状態を維持しているという結果がでた
- 保温能力も向上し、ボトル本体に傷がつくのを防いでくれるのでクリアボトルサーモカバーの装着をおすすめする
以上でモンベルアルパインサーモボトルの紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?
是非皆さんもモンベルアルパインサーモボトルでアウトドアライフをエンジョイしてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。