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乗合船で行く船釣りに挑戦– category –

Saltwater Boat Fishing
/ 乗合船で行く船釣りに挑戦

テレビでよく見る船釣りをやってみたい

この記事を読んでくださっている皆さんの中には、

  • テレビの釣り番組などでよくやっている船釣りがおもしろそうなのでやってみたい

と、船釣りを始めたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

でも、なかなか第1歩を踏み出せない状況ではありませんか?

船釣りを始めたい思いはあるけれど、

  • 船だと知らない人と一緒の乗合船になるのでひとりでは心細い
  • 道具は何を用意したら良いかわからないし、揃えるのにお金がかかりそう
  • 船に乗り込んで釣りをするまでの手順や船の上でのルールが良くわからないので周り人に迷惑をかけないか心配

と、モヤモヤしていることが多く、なかなか乗合船で行く船釣りの第1歩を踏み出せない方も多いかと思います。

そんなあなたに

乗合船で行く船釣りの第1歩を踏み出すための4つのポイントを解説

乗合船で行く船釣りを始めたいという方々に、

  1. 乗合船で行く船釣りの魅力
  2. アジのビシ釣りのタックルと装備
  3. 乗合船のルールとマナー
  4. トラブルや困った時、こんな時はどうする?

の4つのポイントを私の経験をもとにして解説していきます。

さあ、今すぐ乗合船で行く船釣りを
スタートアップしよう

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このブログが、みなさんの乗合船で行く船釣り
スタートアップ支援になれば幸いです。


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目次

Point #01

Point#01:About Activity
/ 乗合船で行く船釣りの魅力

初心者でもほとんどの人が釣れる

乗合船で行く船釣りは、船長が釣れるポイントまで案内してくれるので、初心者でも釣り方さえ覚えてしまえば釣果が期待できる釣りです。

釣れるポイントは、船長の長年の経験と勘による選択と魚探で魚の群れを確認したうえで案内してくれているので確実です。

なので、一度始めてしまうと病みつきになるひとも多いようです。

釣れた魚は持って帰って美味しくいただける

狙う魚はアジ以外にイサキ、イナダ、カワハギなど、時季や船宿によって色々です。

アジ狙いでもたまにアジ以外の魚も釣れたりします。

時には、クロダイのような滅多にお目にかかれない大物も釣れることもあります。

その日に釣れた魚は、家に持ち帰って自分でさばいて、新鮮なうちに刺身で食べると最高に美味しいです。

海の上での釣りは気分爽快、景色が素晴らしい

気候が良い時季の船釣りは、船を走らせている時に受ける潮風が最高に気持ちよく、爽快です。

また、釣り場となるポイントは、陸からそんなに遠くない場所なので、普段は見ることのできない海岸線の眺めがとても素晴らしいです。

東京湾の横須賀沖であれば、横浜ランドマークタワーやベイブリッジなどを海上から眺めることもできます。

相模湾であれば、江ノ島や烏帽子岩、そしてなんといっても富士山の眺めが最高です。

また、東京湾では普段見ることのできないような船とすれ違ったりします。

これも船釣りの楽しみであったりします。

大型貨物船は間近で見ると、その大きさに驚かされます。


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Point #02

Point#02:Bishi Fishing Tackle & Gear
/ アジのビシ釣りのタックルと装備

アジのビシ釣りとライトアジ

乗合船で行く船釣りには、ターゲットの魚と釣り方がいろいろあり、乗合船はターゲットとする魚ごとに運航されています。

今回は、そんな数あるターゲットの中から初めての人でも釣りやすく、釣った魚を美味しくいただけるアジのビシ釣りについて解説をしていきます。

このアジのビシ釣りの名前にもなっているビシとは、コマセと呼ばれる寄せエサを入れるカゴのことです。

ビシの数メートル下に数本の釣り針を垂らしたような仕掛けになっていて、釣竿を上下にしゃくることによってビシから寄せエサをこぼれさせ、そこに集まってきた魚を釣るという釣り方です。

ビシと呼ばれるカゴにコマセと呼ばれる寄せエサを詰めて魚を誘います

もともとアジのビシ釣りは、一般的に水深が40m以上の場所で重さが80号〜130号位のビシを使用する釣り方でしたが、最近では水深30m程度の比較的浅場で行うビシ釣りも人気がありライトアジとかLTアジと呼ばれています。

従来からあるアジのビシ釣りでは、水深もそれなりに深いことから電動リールの使用がメインになりますが、ライトアジで使用するタックルは、ライトタックルとかLTなどと呼ばれ、ビシが軽くて水深も浅いため手巻きリールで十分対応可能となっています。

もっともアジのビシ釣りでも、釣りをする海域の水深が40m〜50m位でビシの重さが80号位でまでであれば手巻きリールでも行けなくはないです。

ただし東京湾の浦賀沖など、場所によっては水深40m位でも潮の流れが速いため130号のビシを使ったりすることがあり、そうなると手巻きでは辛いので電動リールの使用がマストというところもあります。

このように場所によっては、オマツリを防止するためにビシの重さを指定している船宿もあります。

オマツリを多発させると周りの人に迷惑になりますので船宿のルールには必ず従いましょう。

船宿のホームページを見れば、釣り場の水深や推奨しているビシの重さなどが示されていますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

アジのビシ釣り(従来からあるビシ釣り)
  • 水深が40m以上の場所(一般的に)
  • ビシの重さが80号〜130号位
  • ロッド:ノーマルタックル(アジのビシ釣り用ロッドか汎用ロッド)
  • リール:電動リールがメインになるが、水深やビシの重さしだいでは手巻きリールでも対応できなくはない
  • 水深が40m〜50m位でビシの重さが80号位でまでであれば手巻きリールでも何とか可能
ライトアジ / LTアジ(最近流行のビシ釣り)
  • 水深が30m程度の比較的浅場
  • ビシの重さが30号〜60号程度
  • ロッド:ライトタックル(ライトゲーム)用ロッド
  • リール:手巻きで十分対応可能

ちなみに私は、船釣りを始めてすぐにライトタックル系のロッドと手巻きリールを購入しましたが、実際の釣り場では水深が40m以上の場所が多いため船宿で電動リールをレンタルすることが多く、自前の手巻きリールはまったく日の目を見ていません。

こんなことなら始めから電動リールを購入すれば良かったと思っています。

これからタックルの購入を考えている方は、資金に余裕があるのであれば、最初から電動リールを購入することをおすすめします。

アジのビシ釣りで必要なタックルと装備を紹介

ここからは、タックルとウェアなどの装備に分けて私が所有しているものをベースに解説していきます。


タックル一覧


Quick index

クリック/タップにより詳細説明の先頭までスクロールします

アジのビシ釣り用タックル(ノーマルタックル)

アジのビシ釣り用のロッド

ロッドには、アジのビシ釣り用といった釣る魚と釣り方に特化した専用ロッドとオールマイティな汎用ロッドがあります。

どちらが良いかということになりますが、どちらも一長一短があるのと、今後釣りを手広くやっていきたいという個人の考え方もあるので、どちらにすべきだとは一概には言えません。

以下にアジのビシ釣りで使用するロッドの選定目安と条件に該当する市販のロッドを掲載しますので参考にしてください。

ロッドの選定目安
  • 竿の長さ:2m前後
  • 調子:6:4調子、あるいはM表記のもの
  • おもり負荷:80~150号程度

2021.03.01更新

アジのビシ釣り用のリール

アジのビシ釣りでは、水深が深くビシも重いことから電動リールの使用がマストとなります。

電動リールは一度購入したら長く使うことになると思いますので、シマノやダイワなどの有名メーカーのリールの選択をおすすめします。

以下にアジのビシ釣りで使用するリールの選定目安と条件に該当する市販のリールを掲載しますので参考にしてください。

リールの選定目安
  • 電動リール
  • 糸巻き量:PE4号が300m程度巻けるもの

2021.03.01更新

ロッドキーパー

電動リールを使う場合は、ロッドキーパーは必須となります。

電動リールを購入するときは併せて購入することをおすすめします。

巻き上げる時は、このようにロッドをロッドキーパーに固定した状態で巻き上げます
バッテリー

通常、乗合船の各釣り座の足元には、電動リールへの電源供給用として電源ボックスが設置されているため、自前のバッテリーは必ずしも必要ではありません。

釣り座の下に設置されている電源供給用の電源ボックス

たまに電動リールとの相性の問題や供給される電力が弱いなどの理由で電動リールが正常に動作しないなどのトラブルがあるようです。

そういったもしもの時に備えてバッテリーを持参すると安心です。

↑タックル一覧へ戻る

ライトアジ用タックル(ライトタックル)

ライトアジ用のロッド

ライトタックルのロッドは、LT専用ロッドやライトゲームロッドなどと呼ばれていいます。

以下にライトアジ用のロッドの選定目安と条件に該当する市販のロッドを掲載しますので参考にしてください。

ロッドの選定目安
  • 竿の長さ:1.8m~2m
  • 調子:7:3調子、あるいはMH表記のもの
  • おもり負荷:30~60号程度

2021.03.01更新

ちなみにシマノ製品のBB、SSとは?

BB:ブラッドブラザーの略で、通常の製品と性能は同じでコストダウンしたものという意味があります。

SS:スーペリアスペックの略で、通常の製品より性能が1ランク高い製品という意味があります。

続いて私が所有しているタックルを紹介します。

シマノ ライトゲームBB TYPE73 MH200

シマノ ライトゲームBB TYPE73 MH200 オモリ負荷20〜80号。

白を基調にしたロッドですごくカッコいいのですが、最近ではライトアジよりもう少し深い場所でのビシ釣りに行くことが多くなり、残念ながらあまり出番がない状況です。

このロッドは、パッケージにも書いてあるようにアジ専用ではなく、いろんな魚に対応可能なロッドです。

シマノライトゲームBBには新しいモデルが出ていますのでこちらをご確認ください。

ライトアジ用のリール

ライトタックルのリールには小型の手巻き両軸リールを使用します。

当然、大は小を兼ねるので電動リールでもOKです。

以下にライトアジで使用するリールの選定目安と条件に該当する市販のリールを掲載しますので参考にしてください。

リールの選定目安
  • 手巻き両軸リール
  • 糸巻き量:PE2号が150m巻けるもの

2021.03.01更新

私が所有しているタックルを紹介します。

シマノ SC小船 800HD

コンパクトな手巻きリールでとても気に入っていますが、これも先程のロッドと同様にあまり出番がない状況です。

↑タックル一覧へ戻る

ビシカゴ

ビシカゴは、材質・形によってプラスチック製のプラビシや針金で編んであるアンドンビシなどいくつか種類があります。

また重さも20号位のものから130号位までさまざまです。

船宿によっては、釣り場の水深や使用するコマセに適したビシカゴを推奨している場合があります。

船宿のホームページで推奨しているビシカゴを確認して、持っていないようならレンタルで借りてしまった方が安心です。

アンドンビシ。左側が80号、右側が130号
プラビシ。左から40号、60号、80号。サニー商事というメーカーが販売していることから、サニービシとも呼ばれています
こちらは、オモリの付いていないカゴだけのビシです
使用する場合は、こちらのオモリを...
このようにぶら下げて使用します

いくつか候補をピックアップしました。ご確認ください。

↑タックル一覧へ戻る

てんびん

でんびんにもいろいろな形とサイズがありますが、一般的なビシ釣りではオーソドックスな弓形のてんびんで長さが40cm位のものを使用します。

一方、ライトタックルでは、30cm位のてんびんを使用します。

それぞれ船宿のホームページに推奨する仕掛けが掲載されていますので、そちらで確認してください。

いちばんオーソドックスな弓形てんびん
使い方は、真ん中のフックにビシカゴを取り付けます。右側のフックには、ラインに取り付け、左側にはクッションゴムとその先に仕掛けを取り付けます

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クッションゴム

クッションゴムは魚が掛かった時に魚が暴れてラインが切れたり、魚の口元が切れたりするのを防ぐ目的に取り付けられます。

特にアジの口は切れやすいのでクッションゴムが効果的だと言われています。

クッションゴムも釣り方や狙う魚種によって、長さと太さがいろいろです。

アジのビシ釣りの場合は、太さが1.5mm~2mmで長さが20~30cmのクッションゴムを使用します。

クッションゴムとはこんな感じのものです。ゴムの両端にフック付きのサルカンがついています
通常このようなパッケージで2本セットで売られています

↑タックル一覧へ戻る

仕掛け

アジのビシ釣りの一般的な仕掛けの選定目安はこちらを参考にしてください。

いろんな仕掛けが売られていますが、パッケージに何釣り用と書かれているので分かると思います。

針サイズむつ10号
針本数3本
ハリス2号
幹糸2号
全長2m
アジのビシ釣りだけでもいろんな仕掛けが売られています

いくつか候補をピックアップしました。ご確認ください。

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道具一覧


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クーラーボックス

初めてでもクーラーボックスは必要です。

最初は遠慮して小さめなクーラーボックスを購入しがちですが、あまり小さいと魚がたくさん釣れた時に入りきらなくなりますので、初めから大きめなクーラーボックスを購入しましょう。

私はホームセンターでキャンプ用に購入したクーラーボックスを使用しています。これでも十分使えます

私が使用しているのは伸和のホリデーランドクーラーで容量は27Lです。

もともとキャンプで使用していたものをそのまま流用しています。

このレベルでも全然問題なく使えますが、何年かやっていると釣り具メーカーのクーラーボックスが欲しくなります。

サイズは25Lから35Lくらいの範囲のものがおすすめです。

35Lになると乗船するまでの移動がつらくなるのでキャスター付きを選択した方が良いです。

いくつか候補をピックアップしました。ご確認ください。

25L~30Lクラス

2021.03.01更新

30L~35Lクラス

2021.03.18更新

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タックルケース

タックルケースは、ハサミや針外しなどの釣り道具はもちろん、昼飯や着替えなど船の上で必要なものを収納しておくケースです。

布製のバックだと、船が移動しているときの波しぶきで濡れてしまったり、コマセや魚の生臭い臭いがついてしまったりで、後が大変です。

そのため、丸洗いできるプラスチック製のケースをおすすめします。

私が愛用しているパズデザインのバッカンです。バッカンとは、もともと撒きエサを入れるケースだったようですが、道具入れとしても使われています。
汚れたら丸洗いできるので手入れがとても楽です
フタを開けると小物を収納できるケースがついているので便利です
中はこんな感じです

こちらで紹介したパズデザインのバッカンと同じものは製造中止になっているようです。

パズデザインの同じシリーズのモデルがこちらです。ご確認ください。

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ハサミ

ハサミは糸を切ったり、エサを切ったり何かと使います。

形や大きさはどんなものでも良いです。

ただ、鉄製だとさびやすいので、釣りのあと水洗いしてしっかりと塩分を落として乾かしておく必要があります。

私はこちらの小さ目なハサミを愛用しています

ハサミは海釣りも淡水釣りでも同じものを使用しています。

スミスのPE シザースが切れ味が良くしかも安いのでおすすめです。ご確認ください。

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針外し

針外しは、持っていた方が断然楽なのと、釣れてから次の仕掛けを投入するまでの時間が短縮されるるので船釣りには必需品です。

私は淡水の釣りでも使用しているこちらのフォーセップと呼ばれている針外しを愛用しています

海釣りで使用している針外しも淡水釣りと同じものを使用しています。

アジくらいならフォーセップで十分です。ご確認ください。

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ナイフ

ナイフは釣れた魚をその場で締めたりするのに使います。

例えば、サバが釣れた時など傷むのが速いため釣れたその場で締めることがあります。

締め方の詳しい解説はしませんが、ナイフでえらの下あたりを切り開きしばらくバケツの中で血抜きをします。

血が止まったらクーラーボックスに移します。

他にブロックアイスをかち割るときなどにナイフを使ったります。

持っていると何かと便利です。

私はダイワのフィールドナイフを愛用しています
黒いネジで刃の出し入れのロックができます

ダイワのフィールドナイフにはフィールドナイフライトとフィールドポケットがあります。

ご確認ください。

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魚つかみ

釣り上げた魚をそのまま素手でつかむと背びれなどで手のひらをケガしてしまう場合があります。

魚をつかむときには、グローブを着用してつかむか、魚つかみを使ってつかむようにしましょう。

私はこちらのDRESSというメーカーのディノグリップという魚つかみを使用しています
グリップエンドを引っ張ると閉じた状態で固定できるので収納時に便利です

私の場合グローブをしているのでめったに魚つかみは使わないのですが一応持って行きます。

リンクを掲載するのでご確認ください。

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ライフジャケット

ライフジャケットには、ベストタイプのものとベルトタイプのものがあります。

ダイワやシマノなど有名メーカーのライフジャケットは結構値段が高いです。

私は、一番安いメーカーのベルトタイプのライフジャケットを購入しました。

実際に膨らましてテストをするわけにもいかないので、本番の時に本当に膨らむのかちょっと心配ではあります。

私が所有しているものと同じレベルの製品のリンクを掲載するのでご確認ください。

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初回訪問時に最低限必要なタックル・道具、それから服装はどうする?

いろいろとアジのビシ釣りに必要なタックルと道具を紹介しましたが、最初からすべてを揃えようとすると相当な出費となります。

慣れるまではレンタルで済ませて、ある程度わかってきてから必要な道具を購入していくことをおすすめします。

といっても、すべてがレンタルできるわけでありませんので最低限必要な道具は初回時に自前で用意していく必要があります。

それから初めての場合、どんな服装をしていけば良いか悩みますよね。

ここでは、最低限自前でそろえるべきタックルや道具、それから服装について解説していきます。


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初回訪問時に最低限必要なタックルは

最低限必要なタックルについて
  • ロッドとリールは船宿で借りれば良い
  • てんびんとビシも一式借りてしまおう
  • 自分で用意するのは仕掛けだけ
ロッドとリールは船宿で借りれば良い

最初は、どんなロッドとリールを揃えればよいかわからないと思いますので、船宿でタックルを一式レンタルした方が安心です。

何回か通っているうちにどんなタックルが必要かわかってきますので、それから購入しても遅くはないです。

船宿でレンタルする場合は、予約の際にタックルのレンタル可能かどうかを確認して、レンタル希望であることを伝えておきましょう。

てんびんとビシも一式借りてしまおう

船宿によっては、ビシカゴの重さや種類を指定しているところもありますので、船宿指定のものを一式レンタルしてしまった方が安心です。

ただし、根がかりなどでビシカゴをなくしてしまった場合は、実費で弁償することになります。

レンタル品だと紛失してしまいそうで気が気ではないという方や今後何度も通うことになると考えている方は、自分で購入するのもありです。

だだし、必ず船宿で指定されているものを購入するようにしましょう。

自分で用意するのは仕掛けだけ

タックルとビシカゴを丸々一式レンタルする場合、自分で用意するのは、仕掛けだけとなります。

仕掛けも船宿で推奨するものを売っていますので、前もって用意していかなくても、船宿の受付で購入するのでも良いです。

↑最低限必要なタックル・道具、服装へ戻る

初回訪問時に最低限自分で用意する道具は

最低限自分で用意するもの
  • クーラーボックス
  • タックルケース
  • ハサミ
  • 針外し
クーラーボックス

釣った魚を持ち帰るためには無くてはならない道具です。

キャンプやBBQをやる方であれば自宅にクーラーボックスを持っている方も多いかと思います。

始めの頃は既に所有しているクーラーボックスを持っていくというのも当然ありです。

私もキャンプで使用しているクーラーボックスをそのまま使用しています。

タックルケース

上で紹介したようなきちんとしたタックルケースでなくてもかまいません。

普通のバッグでも問題ないですが、布製のバックだと波しぶきで濡れてしまったり、魚やコマセの生臭い臭いがついてしまったりで後が大変です。

臭いがしみ込まないような素材でできているバッグやプラスチック製のボックスを持っていくことをおすすめします。

ハサミ

ハサミは、絡まった仕掛けを切ったりと何かと使う頻度が多いです。

購入しても金額はそんなに高くはないで自分専用のハサミは持っていくようにしましょう。

針外し

針外しがなくても釣りはできますが、釣れた魚から針を取り外すときに背びれなどで手のひらにけがをしてしまうことがあるので、針をスムーズに取り外せる針外しを持っていくことをおすすめします。

魚つかみを使えばいいじゃないかと言われそうですが、釣れた魚は思った以上に暴れてバタつくので魚つかみでつかもうとしてもなかなか思うようにつかめないものです。

上で紹介したような針外しで釣り針の部分を挿んで手首をひねれば簡単に針が取り外せるので、おすすめです。

↑最低限必要なタックル・道具、服装へ戻る

その他乗船時に持っていくもの

ここでは、当日船に乗り込む際に持っていった方が良いものを紹介します。

乗船時に持っていくもの
  • 昼飯
  • ドリンク
  • ボロタオル
  • 仕掛けがなくなった時に購入するためのお金
昼飯

一般的な乗合船では早朝に出航して午後3時ごろ帰港するケースが多いです。

そうなると船の上で昼ご飯を食べることになります。

アジのビシ釣りは、常に釣竿をしゃくっているので予想以上に体力を消耗してお腹がすきます。

おにぎりやパンなど船が移動しているときに食べられるような昼ご飯を忘れずに持参してください。

ドリンク

船の上では水道がありませんので水分補給用のドリンクは必須です。

船の上は直射日光が当たりとても暑いです。

熱中症にならないように水分補給のためのドリンクを必ず持参しましょう。

ボロタオル

コマセをビシカゴに詰めたり、魚を触ったりしたあとに手を拭くタオルが必要です。

あまり良いタオルだともったいないのでボロタオルで十分です。

仕掛けがなくなった時に購入するためのお金

手持ちの仕掛けをすべて使い果たした場合、船の上で仕掛けを購入する必要がありますので、仕掛けを購入する代金は持って乗船した方が良いです。

↑最低限必要なタックル・道具、服装へ戻る

春・秋の服装

船がポイントを移動する際に直接潮風を受けるので結構寒かったりします。

風を通さないような羽織れる上着を一枚余計に持っていくと良いかもしれません。

春・秋の服装
  • 長靴
  • 防寒インナー
  • 防水・撥水ジャケット
  • 防水・撥水パンツ
  • 帽子
  • フィッシンググローブ
長靴

船の上は、釣り座の足元に汲み上げた海水を放水していたり、バケツの水を流したりするので常に濡れています。

普通の運動靴だとすぐに濡れてしまいますので長靴は必須です。

防寒インナー

船の上は、移動中は風が強く当たったりするため意外と寒いです。

特に早春や晩秋のころは、寒さを防ぐ防寒インナーが必要です。

ただ、日中は太陽の直射日光を受けて船の上は結構暑かったりします。

脱いだり着たり調節がしやすい服装が良いです。

防水・撥水ジャケット

上着は、コマセや魚の血がついたりしてかなり汚れて臭いもついてしまいます。

なので、あまり汚れては困るような上着は着ていかない方が良いです。

また、波しぶきを受けたりして濡れることがあるので、防水とまではいかなくても撥水機能のあるジャケットが適しています。

ということで、あとで簡単に洗えるような防水もしくは撥水機能を持ったジャケットがおすすめです。

防水・撥水パンツ

上着と同様な理由でズボンも防水もしくは撥水機能を持ったパンツをおすすめします。

特に釣り座のイスは海水で濡れていますので、普通のズボンだとお尻が濡れて冷たくなってしまいます。

帽子

春・秋といえど船の上は直射日光をまともに受けるので、熱中症や日焼けなどの恐れがあります。

また、仕掛けなどが頭にかかってけがをすることも考えられます。

熱中症対策や日焼け防止、安全対策のためにも帽子着用は必要です。

フィッシンググローブ

釣れた魚を素手でつかむと尖ったヒレなどでけがをする場合があります。

けがを予防するためにもフィッシンググローブの着用は必須です。

フィッシンググローブは、針にエサを付けたり細かい作業をするときに着脱しなくても済むように、最低でも親指、人差指、中指の3本の指先がカットされているものを選びましょう。

また、早春・晩秋の寒い時期は、保温に優れているネオプレン素材のグローブをおすすめします。

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夏の服装

夏の服装
  • Tシャツ
  • 短パン
  • サンダル
  • 帽子
  • サングラス
  • フィッシンググローブ
Tシャツ

夏の船釣りの上着はTシャツで十分です。

ただ、直射日光をまともに受けるので日焼け止めなどは腕に塗っておいた方が良いです。

もしくは、UVカットの加工が施されている長袖のラッシュガードなどもおすすめです。

また、船の移動中に風を受けて少し寒いこともありますので、簡単に羽織れるような長袖の上着があると安心です。

短パン

ズボンも短パンで問題ないです。

船の上は結構濡れますので、濡れてもすぐに乾くような速乾性の素材のものを選びましょう。

サンダル

足元もサンダルで良いですが、ビーチサンダルのようなかかとが固定されていないものは滑りやすいのでやめた方が良いです。

しっかりとかかとが固定されたサンダルを選びましょう。

帽子

熱中症防止のためと安全のため帽子の着用は必須です。

サングラス

夏場の船の上は眩しいのでサングラスはあった方が良いです。

サングラスは、偏光レンズでUVカット処理がされているものがおすすめです。

フィッシンググローブ

けが防止のため夏場でもフィッシンググローブは必要です。

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Point #03

Point#03:Rules & Manners
/ 乗合船のルールとマナー

覚えておくべき乗合船のルールとマナーを紹介

何にしても初めての体験をする前は、とても緊張しますよね。

しかも当日現場で何をどのような手順で行ったら良いのかまったく前提知識がないという状況は、なおさら不安になってしまうものです。

そこで、そんな不安を少しでも解消してもらうために、当日現場に到着してから船に乗り込んで釣りをして港に戻ってくるまでの行動を時系列でまとめました。参考にしてください。

STEP
船宿へ予約

まずは釣りたい魚を決めましょう。

アジ、イサキ、イナダ、カワハギ、タチウオ、マダイ、アマダイなど、いろいろあります。

でも、最初は釣りやすく、食べても美味しいアジ狙いをおすすめします。

次に船宿のあるエリアを決めます。

相模湾、東京湾横須賀沖、浦賀沖、千葉久里浜沖など、あちこちに船宿はたくさんあります。

ネットで希望エリアの船宿を検索して予約します。

釣竿を一式レンタルする場合は、予約する時にレンタルがあるかどうか確認して、一緒に予約しましょう。

押さえておきたいポイント
  • まずは釣りたい魚を決める
  • つぎに船宿のあるエリアを決める
  • ネットで船宿を検索、予約
  • 釣竿一式レンタルも併せて予約
STEP
船宿への集合時間

遅くても出航の1時間前には到着するようにしましょう。

初めのうちは慣れないので十分余裕をもって自宅を出発した方が良いです。

また、来る途中のコンビニに寄って朝ご飯と昼ご飯、飲み物などを購入しておきます。

通常、早朝に出航して、戻ってくるのが午後3時くらいになってしまうので、おにぎりなど船の上で食べる昼飯は必ず持参しましょう。

夏場は直射日光を受けて暑いのと、ビシ釣りは結構体力を使うので、熱中症予防のためにもドリンクは必携です。

押さえておきたいポイント
  • 初めは余裕を持って早目に自宅を出発
  • 途中のコンビニに寄って朝ご飯と昼ご飯、飲み物などを購入
  • 出航の1時間前には到着すること
船宿に到着。日の出前、辺りはまだ薄暗いです
船宿には余裕を持って到着しよう
STEP
船宿に到着したら

船宿が開店したら受け付けをします。

受け付けでは、乗船名簿に住所、氏名、緊急時連絡先を記入して、乗船代を支払います。

乗船代の他に、レンタル用品の代金も一緒に支払います。

レンタル品は、受付で受け取る場合と船の上で受け取る場合がありますので、船宿の指示に従って下さい。

ライフジャケットも貸してもらえる船宿があるので、持っていない人は確認して下さい。

また、ほとんどの船宿では、乗船代に氷の代金が含まれていますので、氷を受け取ります。

氷が別料金の場合は、必ず氷を購入しましょう。

エサは、船宿によっては用意されているところもありますので、受付で確認してください。

エサは必ずしも必要ではないですが、あった方が良いので、船宿側で用意していなければ受け付けの時に一緒に購入します。

エサの種類は船宿によって異なりますが、オキアミ、赤タン、イソメなど、受け付けで言えば船宿指定のものを出してくれます。

押さえておきたいポイント
  • 船宿が開店したら受け付け開始
  • 乗船名簿に住所、氏名など必要事項を記入
  • 乗船代、レンタル代金など支払い
  • 必要に応じてエサを購入
  • 氷を入手
  • レンタル品、ライフジャケット(借りられれば)を受け取り
まずは、船宿で受け付けします
STEP
船に乗船する前の準備

まだ朝ごはんを食べていなければ、乗船する前に何か食べておきましょう。

空腹で船に乗ると船酔いになりやすいです。

あまり直前すぎるのもよくないらしいです。

ご飯を食べたら酔い止め薬を飲みます。

遅くても船に乗る30 分前には飲みましょう。

次に、釣りをする服装に着替えます。

服装は、前述の季節に合わせた服装を参考にして下さい。

春や秋は、船が移動しているとき風が当たって結構寒いです。

風除けに羽織れるものを持っていった方が良いです。

一通り準備ができたら、忘れ物がないか確認しましょう。

一度出航したら忘れ物をしても取りには戻れませんので注意してください。

それと、なるべく乗船する前にトイレは済ませておきましょう。

押さえておきたいポイント
  • 早目に朝ご飯を食べておく
  • 酔い止め薬を飲んでおく
  • 釣り用の服装に着替える
  • 釣りの道具を準備
  • トイレに行っておく
早めにご飯を食べて腹ごしらえしたら、酔い止め薬を忘れずに飲んでおきましょう。釣り用の服装に着替えて道具を準備したら、いよいよ乗船です。その前に忘れ物がないかもう一度確認しておきましょう
STEP
乗船したらやること

船長の指示に従い、指定された釣座に着きます。

船宿によっては釣座を決めるルールがあったりしますので、ホームページや受付で確認してください。

道具のセッティングをします。

  • ロッドキーパーを取り付ける(ある場合は)
  • ラインにてんびん、ビシカゴ、クッションゴム、仕掛けを取り付ける
  • 電動リールの電源ケーブルを釣座の下にある電源ボックスの電極につなぐ

仕掛けの取り付けが完了したら、船が沖に出るまで竿立て穴に釣竿を立てておきます。

バケツを1つ借りてきて足下に置いておきます。

それと、隣のひとに挨拶をしておきましょう。

押さえておきたいポイント
  • 船長の指示に従って釣り座に着く
  • ロッドキーパーを取り付ける
  • てんびん、ビシカゴ、クッションゴム、仕掛けを取り付ける
  • 電動リールの電源ケーブルを電源ボックスにつなぐ
  • バケツを1つ借りてくる
  • 隣のひとに挨拶しておく
  • 船が沖に出るまでは、竿立て穴に釣竿を立てておく
船は港にこのように隣の船と密着した状態で停泊しています。自分の船に乗り込んだら釣座に着いて準備を始めます
船の両側にはこのようなコマセの入ったザルが等間隔でセットされています。このザルのある場所が釣り座になります。港ではコマセのザルを外に出していると隣の船にぶつかってしまい危険なので、内側に入れておきます。ザルは、沖に出てから外側に出します
手巻きのリールでは、ほとんどの場合ロッドキーパーを使わないと思います。ビシカゴをコマセザルの上に置き、釣り竿は竿立て穴に立てておきます
電動リールの場合はロッドキーパーを使います。釣り座には厚さ5cmくらいの当て木が置いてあります。船べりの下側に当て木を挟んでロッドキーパーのボルトをしっかり締め付けます。写真ではわかりませんが、船べりの下側に当て木を添えています。釣り竿は、船が沖に出るまで竿立て穴に立てておきます
電動リールの電源コードを釣り座の下にある電源ボックスの電極につなぎます
電源をつなぐと電動リールの液晶パネルのカウンタが表示されます。表示されないようであれば電源コードの取り付けに問題があるので確認してください
この乗合船では釣り座にエサ(赤タン)が用意されていました。ポイントに到着するまでにハサミで適当な大きさに刻んでおきます
氷の入ったクーラーボックスを足元に置きます
船の前の方にバケツが置いてあるのでひとつとってきて足元に置きます
STEP
ポイントに到着したら

ポイントに到着して船がスピードを落としても、船長は魚探を見ながらしばらく船の位置を微妙に移動しながら最適な場所を探しています。

船長から「はい、始めてください」と合図が出るまで待ちましましょう。

また、船長が「底から○メートル」と言っているのを聞き逃さないようにしましょう。

合図があったら、コマセの入ったザルを船べりから船の外側に出します。

次にバケツに海水を汲みます。

船によっては海水を汲み上げて釣り座の足元に排水してくれている場合もありますが、そうでない場合はバケツに大抵ロープが付いているので、ロープを持ってバケツを水面に投げて水を汲み上げる必要があります。

コマセカゴにコマセを8分目くらい詰め、針にエサを付けたら、仕掛けを投入します。

基本的な釣り方はこのような手順になります。

アジのビシ釣りの釣り方
  1. ビシカゴにコマセを8分目くらいまで詰めて、針にエサを付けて仕掛けを投入
  2. ビシカゴを底まで落とし、2~3m巻き上げる(船長から底から何mという指示がでていればそれに従う)
  3. その位置でロッドを3回くらい上下にしゃくり、さらに2m程度巻き上げる
  4. しゃくることによってビシカゴからコマセがこぼれだし魚が寄ってくるので針に魚がかかるまでしばらく待つ
  5. 魚が針にかかるとロッドの先端がクンクンと引き込まれるようなあたりがあるのでゆっくりと巻き上げる
  6. しばらく待ってもあたりが無いようであれば、③に戻る
  7. ③~⑥を3回くらい繰り返すとビシカゴの中のコマセがなくなるので、巻き上げて再び①からを繰り返す
押さえておきたいポイント
  • 船長の「はい、始めてください」の合図を待つ
  • コマセの入ったザルを船べりから外側に出す
  • バケツに海水を汲んでおく
  • コマセカゴにコマセを詰めて、針にエサを付けたら仕掛けを投入
バケツに海水を汲んでおきます。船によってはこのように海水を排水する装置が付いている場合もあります。船が移動しているときは海水は排出されませんが釣りをしている間は常に海水が排出される仕組みになっています
ビジカゴにコマセを詰めます
仕掛けを投入します
STEP
魚が釣れたら

魚がエサに食いつくと竿先がクンクンと引き込まれる当たりがあります。

慌てずに電動リールでゆっくりな速度で巻きあげましょう。

ビシカゴを水面すれすれまで巻き上げたら、竿立て穴に釣竿を立てて、ビシカゴを手繰り寄せコマセザルの上に置きます。

電動リールの場合は、ロッドキーパーに釣竿をセットして、その状態で釣竿を立てて、ビシカゴを手繰り寄せコマセザルの上に置くようにします。

仕掛けを両手で交互にたぐりあげ魚をばらさないように取り込みます。

針外しを使い魚の口から針を外したら、魚をきれいな海水の入ったバケツの中へ入れておきます。

しばらくのちに魚をクーラーボックスに移し替えます。

クーラーボックスには、きれいな海水も少し入れておくようにしましょう。

押さえておきたいポイント
  • 竿先がクンクンと引き込まれたら、電動リールでゆっくりな速度で巻きあげる
  • ビシカゴが水面すれすれまで巻き上げたら、釣竿を立ててビシカゴを手繰り寄せコマセザルの上に置く
  • 仕掛けを両手で交互にたぐりあげ魚をばらさないように取り込む
  • 魚をきれいな海水の入ったバケツの中へ入れておく
  • しばらくしたら魚をクーラーボックスに移し替える
釣れた魚はきれいな海水の入ったバケツの中へ
しばらくのちに魚をクーラーボックスへ
STEP
釣り場の移動

船長が「移動するので上げてください」と言ったら、速やかにリールを巻きあげます。

移動中は昼ご飯を食べたり、水分を補給しておくと良いでしょう。

押さえておきたいポイント
  • 船長の「移動するので上げてください」の合図でリールを巻きあげる
  • 移動中は昼ご飯を食べたり、水分を補給しておく
STEP
港に戻ってきたら

港に入る前に必ずコマセザルを船の内側向きに付け替えます。

また、釣り竿はロッドキーパーに付けたままにしておかず、竿立て穴にさして立てた状態にします。

仕掛けを外しゴミを集めます。

ゴミは、なるべく自分で持ち帰る方が良いですが、船長からその場に置いたままでいいよと言われることがあります。

レンタルした竿は通常その場に置いたままにしておけば後で回収してくれます。

これも船長の指示に従ってください。

荷物をまとめて忘れ物がないように船から降りましょう。

帰りの車の中でクーラーボックスの中の氷が溶けてしまう恐れがあるので、船宿で氷を購入してクーラーボックスに追加しておくと良いです。

押さえておきたいポイント
  • コマセザルを船の内側向きに付け替える
  • 竿立て穴にさして立てた状態にする
  • 仕掛けを外してごみを集める
  • 荷物をまとめて忘れ物がないように船から降りる
  • 船宿で氷を購入してクーラーボックスに追加しておく
大漁です。十分楽しめました
釣りを終えて帰路につきます
STEP
自宅に帰ってから

釣って捌いて食べるまでが船釣りです。

自宅に戻ったら、その日のうちに釣れた魚を捌きましょう。

そして新鮮なうちに美味しくいただきましょう。

押さえておきたいポイント
  • 釣って捌いて食べるまでが船釣り
  • その日のうちに釣れた魚を捌いてしまうこと
釣れたアジの下処理をおこないます
まずは、ウロコを取り除き…
ゼイゴを取り除き…
3枚に開いて…
アジのお刺身の出来上がりです


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Point #04

Point#04:Trouble Q&A
/ トラブルや困った時、こんな時はどうする?

計画実行前のモヤモヤを解消

実際に乗合船で釣りをしているといろんなトラブルや困ったことが起こります。

ここでは、釣り場でよくあるトラブルや困りごとについて私の経験をもとにして対処方法を紹介します。

参考にしてください。


Quick index

クリック/タップにより詳細説明の先頭までスクロールします

隣の人とオマツリしてしまったらどうしたらいいの?
誰とオマツリしているのかを確認し、どちらかの人が手繰り寄せて解く時間がかかりそうなら仕掛けを切って解きます。

船上では釣り人が結構狭い間隔で並んで釣りをしているので、どうしても隣の人とラインが絡まってしまう「オマツリ」が発生してしまいます。

釣りをしていて急にラインがぐ~っと引き込まれるような手ごたえを感じたら、ほとんどの場合が魚のあたりではなく、他の人とオマツリしていると考えてください。

ポイント
  • 誰とオマツリしているのかを確認する
  • どちらかがラインを手繰り寄せて絡まっているところを解く
  • 絡まり具合が酷くて時間がかかりそうな時は、仕掛けをハサミで切ってほどく
  • 間違ってもライン(リールに巻かれている太い道糸)は切らないように注意すること

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船の反対側の人とオマツリしてしまったらどうしたらいいの?
船長に反対側の人とオマツリしているみたいですと伝えて指示に従います。

潮の流れが速かったりする海域ではどうしてもビシが流されてしまうためオマツリが発生しやすくなります。

特に船に対して横方向の潮の流れがある場所では船の反対側の人とオマツリしてしまうことも珍しくありません。

ポイント
  • 船の反対側の人とオマツリしてしまったら、船長に反対側の人でオマツリしているみたいですと伝える
  • 船長が両側の様子を見ながら糸を緩めてとか巻いてとか指示を出してくれので指示に従う

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トイレに行きたくなったらどうしたらいいの?
ほとんどの船には後部にトイレが設置されているので大丈夫です。

釣りをしていて急に催してきた場合、ほとんどの乗合船の後部に個室のトイレがあります。

我慢せずに早めに行きましょう。

ポイント
  • 船の後部に個室のトイレと男性用の小便器がある
  • 男性用は周りから丸見えなのですごくやりづらいので、気にしない人向き
船の後ろ側にはこのような個室のトイレがあります
こちらは男性用の小便器です。扉を開けると中にあります。周りから丸見えなので少しやり辛いです

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船酔いして気持ちが悪くなったらどうしたらいいの?
海に向かって吐いてしまう。それでも辛ければ船の後部の休憩室で休みます。

船酔いの薬を飲んでいても気分の悪くなる方は結構います。

船酔いになってしまうと、もう釣りどころではありませんよね。

船酔いになってしまったら、思い切って吐いてすっきりして、横になって休みましょう。

ポイント
  • 船酔いで気持ちが悪くなって吐きたくなったら、海に向かって吐いてしまう
  • 座っているのも辛ければ、船の後部に休憩室(キャビン)があるので横になって休む

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コマセがなくなってしまったらどうしたらいいの?
船の前部にコマセが置かれているので、自分でかごを持っていき好きなだけとってきます。

船には予備のコマセが用意されています。

自分のコマセがなくなったら、かごをもってコマセを取りに行きましょう。

ポイント
  • 船の前部にブロック状に凍ったコマセが入っている箱が置いてある
  • 自分のザルを持ってきて、スコップで必要な分だけコマセを削って取り分ける

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仕掛けがなくなってしまったらどうしたらいいの?
船長に仕掛けがなくなったので売ってくださいと言って仕掛けを購入します。

オマツリを多発してしまうとあっという間に仕掛けを消費してしまいます。

仕掛けがなくなってしまったら、船長に言って新しい仕掛けを購入しましょう。

そのためにも多少のお金を持って乗船した方が良いです。

ポイント
  • 手持ちの仕掛けをすべて使い果たしてしまった場合、船の上でも仕掛けを買うことができる
  • 船長に仕掛けをくださいと言えば売ってくれる
  • いざというときのために、乗船する時はいくらかお金を持って乗ると安心

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潮の流れが速くてビシが流されてしまうときはどうしたらいいの?
リールの糸巻き部分を親指で押さえてビシカゴが沈むスピードを抑えながら仕掛けを投入します。

潮の流れが速い海域では仕掛けがまっすぐに沈まずに横に流されてしまうことが結構あります。

そんなときは、リールの糸が巻かれているところを親指で押さえてスピードを調整しながら仕掛けを落とすようにすれば多少は改善されます。

ポイント
  • 潮の流れが速いとビシカゴが流されて周りの人とオマツリしやすくなる
  • そんな時は、仕掛けを投入する際にリールの糸巻き部分を親指で押さえてビシカゴが沈むスピードを抑えて、なるべく横に流されないようにする
  • といっても、最初は仕方ないですが...

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