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B6君チタニウム|ソロキャンプ用コンパクトグリルとしていろいろ悩んで導入。一緒に購入したアイテムも紹介

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

子供のころからアウトドアが好きで、日ごろから釣り、キャンプ、登山、マラソンなどを趣味として楽しんでいます。

そんな私のこだわりのキャンプ道具類を紹介する「こだわりキャンプ道具ファイル」の第10回目です。

今回は今季から新しく導入した笑’sB6君 オールチタニウムについて導入経緯や併せて購入したアイテムを紹介します。

この記事が、皆さんキャンプライフの参考になれば幸いです。


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目次

今使用しているユニフレームファイアグリルはソロでは大きすぎる

ユニフレームのファイアグリル

これまで焚き火やBBQには、ユニフレームのファイアグリルを使用してきました。

ファイアグリルは、焚き火やBBQの他、ダッチオーブンを乗せて料理ができるなど、シンプルな作りだけれど頑丈で耐久性があり、いろいろ使えるグリルです。

そんなファイアグリルですが、製品自体にはまったく不満があるわけではありません。

ですが、もともとファミリーキャンプでの利用を想定して購入したものなので、ひとりで焼き肉をするには必要以上に大きすぎるのともう少し軽量化をしたいというのが、ソロキャンプをやる上での悩みでした。

また、火力が強くなってしまうとタープの下では使えないので、雨が降るとBBQができなくて困るという悩みもありました。

参考までにユニフレームファイアグリルのスペックをまとめますと、こちらになります。

メーカーユニフレーム
製品名ファイアグリル
収納サイズ約380×380×70mm
組立サイズ約430×430×330mm
重量約2.7kg
材料炉・ロストル:ステンレス鋼
スタンド・焼網:鉄・クロームメッキ
分散耐荷重約20kg

悩みを整理すると、

  • もう少しコンパクトで軽くてテーブルの上でも使える卓上BBQグリルが欲しい
  • でも焚き火は焚き火でしっかりやりたい

こんな感じです。

ネットでBBQグリルをいろいろ検索して検討した結果、コンパクトなBBQグリルでも焚き火が可能な製品はあることはありました、が…

ここは割り切って考えて、

  • BBQはBBQ用のコンパクトな卓上グリルで行う
  • 焚き火は将来的にコンパクトな焚火台の購入を検討するとして、当面は現状のファイアグリルでやる

という方針で進めることに決めました。

まずはBBQ用のコンパクトなグリルを探すことから着手。

条件は、タープの下でも卓上で使えることです。

ネットで調べて候補に挙げたのはこちらです。


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ソロキャンプに適しているコンパクトな卓上BBQグリルの候補

笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君

おなじみの笑’sB-6君。

これは、もはやコンパクトグリルの代名詞と言ってもいいくらいですよね。

ネットで検索するといろんな方がブログやYouTubeで紹介されています。

そんな先輩たちの情報をいろいろと参考にさせていただきました。

メーカー笑’s
製品名B-6君
収納サイズ約181mm×122mm×18mm
組立サイズ約215mm×122mm×165mm
重量約500g
材料0.6mm厚ステンレス・リベット
静止耐荷重10kg
火床の深さ約7cm

笑’s コンパクト焚き火グリル B-6君 オールチタニウム

こちらは、B-6君のチタニウム版です。

ノーマルのB-6君に対して、錆びにくい、軽いといった機能面で優れている分、お値段もかなり高めに設定されています。

でも、そんなところが物欲というか所有欲を掻き立ててくれる製品です。

メーカー笑’s
製品名B-6君 オールチタニウム
収納サイズ約181mm×122mm×29mm(メッシュ収納時)
組立サイズ約215mm×125mm×188mm(メッシュ装着時)
※本体のみの場合収納サイズ及び組み立てサイズはB-6君と同じです。
重量本体約240g+チタンメッシュ約60g=約300g
材料0.5mm厚チタニウム(純チタン2種 TP340)
静止耐荷重10kg
火床の深さ約7cm

キャプテンスタッグ カマド スマートグリル B6型

こちらもB6サイズのコンパクトなグリルでテーブルの上でも十分使えます。

燃料や用途に合わせて炭受けの高さが3段に調整可能というのがこのグリルのうりのひとつのようです。

メーカーキャプテンスタッグ
製品名カマド スマートグリル B6型
収納サイズ幅200×奥行125×厚さ35mm(グリルのみ)
幅240×奥行180×厚み35mm(バッグ収納時)
組立サイズ幅200×奥行125×高さ180mm
網サイズ163×108mm
重量760g
セット内容本体×1、炭受け×1、ゴトク×1、アミ×1、目皿×1、収納バッグ×1
材質本体・炭受け:ステンレス鋼
ゴトク・アミ・目皿:鉄(クロムめっき)
収納バッグ:ポリエステル

ロゴス ピラミッドグリル・コンパクト

逆ピラミッド形に特徴があるロゴス ピラミッドグリル。

網のサイズが16cm×16cmの正方形。

ソロキャンプでは十分すぎる大きさです。

メーカーロゴス
製品名ピラミッドグリル・コンパクト
収納サイズ24×18.5×3.5cm
組立サイズ19×19×15cm
網サイズ16×16cm
重量1.0kg
主素材ステンレス、スチール

ユニフレーム ユニセラ TG-III

ユニフレームが販売している卓上BBQグリルです。

実は、ユニセラ TG-IIIよりもさらにコンパクトなユニセラ TG-IIIミニという2018年限定製品もあります。

メーカーユニフレーム
製品名ユニセラ TG-III
収納サイズ約315×165×85mm
重量3.1kg
材質本体:ステンレス鋼+特殊セラミック
ワイヤー網・ロストル・灰受け:ステンレス鋼
スタンドゴム:ゴム
付属品収納ケースは付属しておりません。

尾上製作所 フォールディングBBQコンロ

こちらは尾上製作所が販売しているフォールディングBBQコンロです。

スペックを見ると意外と大きそうですね。

メーカーのホームページに掲載されているご使用上の注意に、コンロの脚及び底は高温になるのでテーブルの上などでは使用しないでくださいと注意書きが記載されています。

卓上グリルとして使用するには注意が必要です。

メーカー尾上製作所
製品名フォールディングBBQコンロ
サイズHDグリル:24.3 x 27.7cm(線径5mm、線ピッチ15mm)
キャリーバッグ:34 x 6 x 28cm
重量約1kg
材質HDグリル:スチール(クロームメッキ)
キャリーバッグ:ポリエステル

検討の結果、購入したのはB-6君 オールチタニウム

実は、B-6君にしようと早い時期から決めていましたが、ノーマルにするかオールチタニウムにするかでかなり迷いました。

結局決めたのは、B-6君 オールチタニウム。

決めた理由は、ヒロシちゃんねるの動画を見て良いと思ったから。

というのも決めた理由のひとつではありますが、やはりノーマルのB-6君とは違う特別感が自分の物欲を強烈に刺激してきて、最終的にそれに負けてしまった、というところがオールチタニウムに決めた要因です。

それでは実際にB-6君 オールチタニウムの中身を見ていきましょう。

B-6君はご覧のようなB6サイズのビニールネットケースに収納されています。よく100均ショップで売っているやつですね
中身を取り出すと、このようにコンパクトにたたまれたB-6君が入っています
チタンメッシュグリルプレートの中には本体と説明書がスライドインする形で収納されています。
それでは、中に収納されているパーツを見ていきましょう
まず、こちらがB-6君 オールチタニウムの本体です
続いて、こちらがチタンメッシュグリルプレート…
こちらはサイドパネル…
そして、こちらがロストルです
サイドパネルには、開閉できるフタが付いていて、フタには笑’sと刻印されています
反対側のサイドパネルにはTITANIUMと型抜きされています。これがまた良いですね。所有欲を満たしてくれます
それでは、実際に組み立ててみましょう。
まず本体の脚とパネルを開きます
斜めから見るとこんな感じです
続いて本体にサイドパネルを取り付けます
斜めからみるとこうなります
次に、ロストル2枚をセットします。上から見るとこうなります
最後にチタンメッシュグリルプレートを装着します
サイドから見るとこんな感じ…
反対側はこうなります。いや~、いいですね。すごく美しいです

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B-6君 オールチタニウムと併せて購入したもの

B-6君専用ハードロストル

ロストルは熱で変形する恐れがあるので、厚い黒皮鉄板でできているハードロストルを購入しました。

メーカー笑’s
製品名B-6君専用ハードロストル
材料1.6mm厚 黒皮鉄板
重量約160g
こちらがB-6君専用ハードロストルです
厚さはこんな感じです
初めから付属しているロストルと厚さを比較してみました。左側がハードロストルで右側が付属のロストルです
ハードロストルを本体にセットするとこうなります

B-6君専用グリルプレート

B-6君オールチタニウムには、チタンメッシュグリルプレートがセットでついていますが、熱で変形するだろうなと思い、ぶ厚い黒皮鉄板でできているグリルプレートを購入しました。

B-6君ノーマルと同じように、オールチタニウムもチタンメッシュグリルプレートはオプションにした方が良いのではと思ったのは私だけでしょうか?

メーカー笑’s
製品名B-6君専用グリルプレート
材料2.3mm厚 黒皮鉄板
重量約460g
こちらがB-6君専用グリルプレート。この色あいが何とも言えない重厚感と高級感を醸し出しています
素材は、2.3mm厚の黒皮鉄板です。この通りの厚みがあります。その分重さもありますが…
B-6君オールチタニウム本体に装着
こうやって見ると、チタンメッシュグリルプレートを乗せたときの美しさとは違い、力強さを感じます

コニファーコーンのフォールディングトング<アングルマスター>

BBQグリルも小さくなったので、炭バサミ(トング)もコンパクトにしたいという思いがあり、コニファーコーンのフォールディングトングを購入しました。

このトングは、グリップの部が木製ではさむ部分が金属製になっています。

金属の部分は、折りたためるようになっていて、とてもコンパクトに収納できます。

このフォールディングトングを製造販売している田中文金属株式会社さんは、創業が1919年ということで100年続いている歴史のある企業なんですね。

他にもフォールディングストーブ<パイロマスター2>という2層構造により二次燃焼を実現したウッドストーブもあるようで、すごく興味がわいてきました。

メーカーコニファーコーン(田中文金属株式会社)
製品名フォールディングトング<アングルマスター>
サイズ(使用時)長さ:235mm 高さ:16mm
(折畳み時)長さ:135mm 高さ:16mm
重量80g
素材本体:ステンレス
グリップ部:ヒノキ
こちらがフォールディングトングです。グリップの部分がヒノキでカバーされていて、持ちやすくなっています
グリップの背面にはConifer Coneの焼き印が押されています。コニファーコーンとは松ぼっくりという意味らしいですね。メーカーのホームページを拝見して知りました
トングの先端はこのようになっています
折りたたむとこのようにコンパクトになります。何となくホッチキスのようにも見えますが…
これを輪ゴムなどで留めるとコンパクトに収納ができます

LOGOSの森林伐採しないヤシガラ炭 エコココロゴス・ミニラウンドストーブ4

この燃料を使ってみて分かったのですが、炭の大きさといい、燃焼時間といい、本当にちょうど良くて、B-6君のために作られたのかと思うくらいです。

もうB-6君用の燃料はこれしかないですね。

さらに良いところは、すべて燃焼し終わっても形が崩れずに残っているので、そのままそ~っと取り出して捨てればよく、B-6君の内側が燃えた灰で汚れないというところです。

着火するために着火剤などは必要なく、ライターで着火できます。

LOGOSのホームページでは、マッチで点火可能と書いてありますが、さすがにマッチだと苦労するかなというのが使ってみた感想です。

ライターも普通のライターではなく、できればSOTOのポケトーチのような火力が強化されたライターが望ましいです。

こちらがエコココロゴス・ミニラウンドストーブ4です。ライターと比べると大きさが分かると思いますが、とてもコンパクトです
パッケージの特長にも書いてある通り、パワフルで経済的です。マッチでも簡単着火というのはどうかと思いますが…
中身はこのような炭が4つ入っています。見た感じ小型の練炭のような感じです
実際にB-6君にセットしてみると、ご覧のようにちょうど2個セットできます
着火は、ポケトーチのような強化ライターで1点に集中的に炎を当てます
しばらくすると、エコココロゴスの表面に小さな炎があがります。その後、炎が表面をじわじわと薄く広がって…
やがてこのように全体に火が回ります
火の回りが最高潮に達するとご覧のように炎が激しくあがります
点火してから燃え尽きるまでの時間は、正確には測っていませんが1時間弱くらいでしょうか。最終的に燃え尽きるとこのような形を残したまま灰になります。この灰は炭バサミでそ~っと掴めば掴める程度の硬さがありますので、そのまま灰をつかんで処分することができます。力を入れて掴むと崩れてしまいますので、力を入れずにそ~っと掴むのがコツです

SOTOのポケトーチスケルトン(WILD-1別注)

エコココロゴスに火をつけるのに使うために購入しました。

ガスは充電式ではなく使い捨てライターの交換式なので、予備のライターさえ忘れなければ面倒なガスの充填をしなくても安心して使えます。

こちらが、SOTOのポケトーチスケルトンのWILD-1別注版です
パッケージにはWILD-1とSOTOが握手をしているイラストが描かれています
左側が交換用の予備のライターです
ポケトーチの頭の部分を外せば中のライター簡単に交換できるようになっています

ダイソーのステンレストレー

ネットでB-6君を調べている中で、どなたかのブログでB-6君の下にダイソーのステンレストレーを敷いているというのを見て、自分も早速ダイソーに行って購入してきました。

確かにB-6君と合わせるとぴったりです。

ダイソーで購入したのはこのような浅型のトレーです
これをB-6君の足元に敷きます
サイズ感とかほんとにぴったりです
まるでB-6君用のトレーのようです
購入する際はこちらを参考にしてください

ダイソーのビニールネットケース

ついでにダイソーで、ステンレストレーごとB-6君を収納するためのB5サイズのビニールネットケースを購入しました。

これがまたジャストフィットで、ステンレストレーとB-6君を気持ちよく収納できます。

ステンレストレーの上にケースに収納したB-6君を乗せ…
トレーごとB5サイズのビニールネットケースに収納します
このぴったり感は、ほんとに気持ちがいいです
このビニールネットケース、元々B-6君が収納されていたケースとも似ているし、ほんとB-6君用に作られたという感じです
ポケトーチとフォールディングトングもまとめて一緒に…
収納してしまうことができます

B-6君 チタニウムをソロキャンプでさっそく使ってみました

まずは自宅でグリルプレートのシーズニング

実際にB-6君をキャンプで使用してみる前に、黒皮鉄板でできているグリルプレートのシーズニングを行います。

笑’sさんのホームページでは、黒皮鉄板に塗装や防錆剤などの加工を一切していないと記載されていますが、シーズニングは必要だと書かれています。

そこで、一般的な方法でグリルプレートのシーズニングを行いました。

まずは、グリルプレートの表面を食器洗い洗剤を付けたスポンジでゴシゴシとよく洗います
よく洗ったら洗剤を水で流します
そして、グリルプレートをガスコンロの火にかけます
しばらく火にかけているとグリルプレートの色が変わってきます
炎が当たっている箇所がほんのりと赤くなってきました
段々と赤みが強くなってきます
こんな感じで真っ赤です
中心だけではなくまんべんなく火が当たるように、たまにグリルプレートを移動させます。グリルプレートはかなり熱くなっていますので、火傷をしないようにラジオペンチで挟んで移動させました
まんべんなく熱したら、ガスコンロの火を止めてしばらくそのまま放置して冷まします
冷めたらサラダオイルを表面に塗って完了です

ソロキャンプでBBQ

いよいよB-6君オールチタニウムのソロキャンプデビューです。

今回は、牛タン、牛カルビ串、ベーコンブロック、しいたけを焼いていただきました。

B-6君オールチタニウムにエコココロゴスをセットします
点火して火が回るのを待ちます
グリルプレートをセットしていよいよ焼き肉開始です
まずは、牛タンとしいたけを焼きます
次に牛串を焼きます
それとベーコンブロックも焼きます

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B-6君オールチタニウムを使ってみた感想

  • これまでの自分のソロキャンプスタイルには無かった卓上でのソロBBQ。B-6君の購入により新たなスタイルが加わり、ソロキャンプの楽しさがまたひとつ広がった気がします
  • B-6君のオールチタニウムは、ノーマル版に対して特別感があり、デザイン面、機能面、性能面など、いずれも満足度が高く、ユーザーの所有欲を満たしてくれる製品だと言えます
  • 今回B-6君と一緒に購入した、
    ・B-6君専用ハードロストルとグリルプレート
    ・コニファーコーンのフォールディングトング
    ・SOTOのポケトーチスケルトン(WILD-1別注)
    ・ダイソーのステンレスプレート
    は、どれも満足できる製品です
  • また、これらをダイソーのビニールネットケースでまとめてコンパクトに収納でるというところが、さらに満足度を高めています
  • 今回燃料として使用したエコココロゴスは、着火も簡単で火力も燃焼時間もちょうど良く、後片付けも簡単なのでB-6君ユーザーにはおすすめしたい逸品です

以上でB-6君オールチタニウムと併せて購入したアイテムの紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?

是非皆さんもB-6君オールチタニウムを使ってソロキャンプにチャレンジしてみてください。


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