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八千穂レイク管理釣り場@長野県|オリジナルフィールドマップで場内エリアを徹底解説

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

子供のころからアウトドアが好きで、日ごろから釣り、キャンプ、登山、マラソンなどを趣味として楽しんでいます。

そんな私が今までに実際に行った管理釣り場の中でまた行きたいと思えたおすすめの管理釣り場を紹介します。

今回は長野県にある八千穂レイクを取り上げます。

この記事では、まだ八千穂レイクに行ったことのない人向けに

  • 八千穂レイクの魅力について
  • 初めての人向けに八千穂レイクの各エリアを紹介
  • 初めて行く人にお役に立てるような情報について

を伝えていきたいと思います。

この記事が、皆さんが八千穂レイクに行く際の参考になれば幸いです。


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目次

八千穂レイクの魅力

八千穂レイクの魅力を語る前に、八千穂レイクがどこにあるかご存じない方もいるかと思いますので、まずは八千穂レイクの場所の確認をしておきましょう。

八千穂レイクは、長野県の東部に位置する佐久穂町の西に広がる八千穂高原にある管理釣り場です。

こちらの地図で場所をご確認ください。

八千穂レイクの場所の確認
八千穂レイク広域マップ

北八ヶ岳の山並みを望むロケーションが素晴らしい

なんといってもロケーションの素晴らしさが八千穂レイクの魅力です。

八千穂レイクは、標高1,500mの高原に位置していて、付近一帯には日本一の白樺群生地と言われる美しい白樺の森が広がっています。

また、西側には、北八ヶ岳の山々そびえており、八千穂レイクから北八ヶ岳の美しい山並みを一望することができます。

その景色はとても美しくまるで北欧の湖に来ているかのような風景です。

こんな素晴らしいロケーションの中で釣りができるだけでも来て良かったと思える管理釣り場です。

北八ヶ岳の山々を一望できます
まるで北欧の湖に来ているかのような風景です
八千穂レイクがある一帯は、日本一の白樺群生地と言われ…
このような美しい白樺の森が広がっています

広大な広さの人造湖である

八千穂レイクは、周囲が820mで貯水面積が4haの広大な人造湖です。

都市近郊の管理釣り場に比べると、その広さは比較にならず、まるで自然の湖で釣りをしているかのようです。

このような広大なフィールドでルアーを力一杯キャストすることが、ストレスの発散つながり、爽快感をもたらしてくれます。

周囲が820mの広大な人造湖です
広くて開放感があります

放流されている魚のサイズが全て大きい

そしてもう一つの魅力が、放流されている魚のサイズが皆大きいというところです。

八千穂レイクで釣れる魚のサイズは、皆40cm〜60cmクラスであり、大型トラウトの引きの強さを味わうために八千穂レイクに通う釣り人もいるくらいです。

放流されている魚のサイズが皆大きく…
釣れる魚のほとんどが50cmクラスです

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場内施設の紹介

場内入り口の看板です。ここは恋人の聖地としても認定されている場所です
八千穂レイクの全体マップ

駐車場①

町道駒出池線の入り口から入って、すぐに駐車場があります。

入り口から入ってすぐの場所から管理棟方面を撮影。木々の間に駐車スペースが設けられています
同じく右手方面を撮影。道の右側に駐車スペースがあります

駐車場②

管理事務所から離れた場所にも駐車場があります。

元々テニスコートだった場所を駐車場として利用しています。

おそらく八千穂レイクができる前に使われていたと思いますが、いつの時代に使われていたのかはわかりません。

管理事務所からは離れていますが、近くにはトイレもあり、釣り座にも近いので私はもっぱらこちらの駐車場を利用しています。

こんな感じの元々テニスコートだったと思われる駐車場です

管理事務所・受付

すごくおしゃれな管理事務所です。

喫茶店も併設しているようですが、利用したことがないのでどんなメニューがあるのかわかりません。

高原の中のいい感じの管理事務所です

トイレ

トイレは管理事務所の裏にありますが、管理事務所から離れた駐車場②の近くにもあります。

こちらのトイレはまだ新しくとてもきれいなトイレです。

釣り座からも近いのでよく利用しています。

駐車場②に近いトイレです。まだ新しくとてもきれいです

恋人の聖地のプレート

八千穂レイクは恋人の聖地として認定されています。

恋人の聖地とは、NPO法人地域活性化支援センターが少子化対策と地域の活性化への貢献を目的として、2006年4月1日より展開しているプロジェクトだそうです。

日本全国に「恋人の聖地」として認定された場所が100ヶ所以上あるようです。

ファッションデザイナーの桂由美さんをはじめとする選定委員方々で選定されているようです。

管理事務所の近くにある、恋人の聖地のプレート
恋人の聖地のプレート越しの八千穂レイクの眺め

場内のエリア紹介

八千穂レイク詳細マップ

八千穂レイクは、以下の4エリアに分けられます。

  1. ルアー・フライエリア
  2. ウェーディングゾーン
  3. 釣りっ子ランド
  4. 自然観察ゾーン(立ち入り禁止エリア)

①ルアー・フライエリア

①ルアー・フライエリア

八千穂レイクの東岸全面がルアー・フライエリアになっています。

ルアー・フライエリアには、9つの桟橋が設置されていて釣りやすくなっていますが、桟橋と桟橋の間の岸からでも釣りは可能です。

ただ桟橋から釣る場合に比べると、キャストの飛距離や角度の面で不利になってしまいます。

第1桟橋。岸からの釣に比べると湖面にせり出している分キャストの飛距離などの面で有利になります
湖面は土手から少しだけ低い位置になります。東岸には桟橋が等間隔で設置されています
北八ヶ岳の山々を望みながら釣りができます
第4桟橋からの眺め。フルキャストでも湖の真ん中までも届きません。それだけ広大な湖です。
八千穂レイクの南側に唯一のアウトレット(流れ出し)があります

②ウェーディングゾーン

②ウェーディングゾーン

八千穂レイクにはウエーダーを着用して釣りができるウエーディングゾーンが2箇所あります。

ひとつは一番北側、もう一つは管理事務所前のエリアです。

ルアー・フライエリアでは、遊歩道がすぐ後ろにあるため、フライフィッシングではフルキャストが禁止されていてロールキャストかスペイキャスティングに限定されています。

そのため、フライフィッシングで思う存分フルキャストしたい方がこちらのウエーディングゾーンで釣りをされるようです。

八千穂レイクの一番北側はご覧のように浅瀬になっていてウエーディングができるようになっています
管理事務所前のウエーディングゾーンへは、管理事務所から左手の道を進んでいくと森の中にウエーディングゾーンの入り口があります。ここから岸に向かって林の中を進んでいきます
管理事務所前のウエーディングゾーンはこんな感じです

③釣りっ子ランド

③釣りっ子ランド

釣りっこランドは、管理事務所前の釣り堀です。

釣竿、エサ(イクラ)付きで、5匹まで釣りあげができます。

釣った魚は現地で焼いて食べることもできるそうです。

こちらが管理事務所前のひょうたん池です
食べごろサイズのニジマスが放流されています

④自然観察ゾーン(立ち入り禁止エリア)

④自然観察ゾーン(立ち入り禁止エリア)

八千穂レイクの唯一のインレット(流れ込み)の先に広がる場所は自然観察ゾーンとなっていてここでの釣りは禁止となっています。

管理事務所の左側の道を進むとすぐに自然観察ゾーンの入り口があります
このような自然豊かなエリアとなっています。貴重な動植物が生息していそうです

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八千穂レイクの特徴

魚影は濃いがスレている

魚影は濃くて桟橋の下を40〜60cmのニジマスが悠々と泳いでいます。

こいつらはいつも人やルアーを見慣れていて、こちらが投げたルアーには目もくれません。

ペレットふうのルアーを投げても、一応様子を見にはくるけど絶対に食わないです。

直前で見切って戻って行ってしまいます。

毎日釣り人の投げるルアーを見て生きているのだからスレるのも当然と言えば当然ですが…。

1日1回のもぐもぐタイム

1日1回八千穂レイクのスタッフさんが、餌を撒くために各桟橋を順番に回ります。

スタッフさんが撒いたペレットに魚達が凄い勢いで群がります。

その光景には、びっくりです。

これまで、こちらが投げたルアーにはまったく反応しなかったくせに、こんなに魚が居たのかと思うくらいペレットに群がります。

この時にペレットに似たような色のルアーを投げると魚がペレットと間違えてルアーを食ってきます。

このお魚のもぐもぐタイムが釣果あげるための最大のチャンスです。

こんな感じで1日1回桟橋から餌を撒いています
スタッフさんにお願いして、撒いている餌をいただきました。たしか左側の円柱状のペレットが浮くタイプで、右側の丸い方が沈むタイプだったと思います。この2種類をミックスして撒いているそうです(スタッフさんありがとうございます)

シーズン券購入者が圧倒的に有利

シーズン券を購入したひとは、早朝6時から釣りが可能ですが、一般のひとは8時30分からになります。

この2時間半の差は大きいです。

しかも、終了時間はシーズン券を購入したひとは日没までですが、一般のひとは17時30分で終了です。

だったらシーズン券を買えばいいじゃんという話ですが、シーズン券は27,000円もするので、8回は通わないと元がとれないです。

近くに住んでいるひとならまだしも、毎回高速を使って通うには遠すぎます。

10,000円位なら買ってしまうんですけど…。

桟橋は交代制

八千穂レイクには、9つの桟橋があります。

桟橋以外から釣りができないことはないですが、やっぱり桟橋の方が釣りやすいし、有利です。

土日は結構混むのと、シーズン券を持っているひとが6時から入場できるので、一般のひとは朝から桟橋を確保するのは至難の技です。

そういう背景もあって、八千穂レイクには桟橋の交代ルールがあります。

11:00、13:30、15:30に桟橋の後ろに並んでいるひとに交代するというルールです。

なんですが、すべてのひとがこのルールを守ってくれるわけではなく、時間になっても交代してくれないマナーの悪い人もいます。

私もこのルールができた当時に11時に桟橋の後ろに並んだのですが、釣りをしていたひとは朝早くから家を出て来たので交代はできないと言って、交代してくれませんでした。

こちらだって朝早くに家を出てきているのでお互い様なのに、その1日すごく嫌な気持ちになった事があります。

それ以来嫌な思いはしたくないので、土日には八千穂レイクに来ないようにしています。

このようなルールを設けるのならスタッフの方がちゃんと監視して欲しいです。

監視できないのならルールを廃止した方が良いです。

料金・注意事項について

料金、注意事項などについて

料金、注意事項などについては、八千穂レイクのホームページで確認してください。


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アクセス

■所在地
住 所 〒384-0704 長野県南佐久郡佐久穂町大字八郡2049-150
連絡先 0267-88-2292(受付期間:八千穂レイク営業期間内)
    0267-88-3956(佐久穂町役場 産業振興課)

■アクセス方法
中部横断自動車道八千穂高原ICより、国道299号→町道駒出池線で車で20分
中央自動車道須玉ICより、国道141号→権藤480号で車で1時間20分

自分が訪問した時の状況

2019年度1回目 2年ぶりの訪問

訪問時期

訪問時期 2019年9月上旬の金曜日
到着時刻 自宅を朝5時ごろ出発して、圏央道~関越~上信越~中部横断自動車道経由で八千穂高原ICで降りて、現地到着に8時前に到着

釣行記録

2年ぶりの訪問で管理釣り場ということでなめてかかったら見事に玉砕してしまいました。

近いうちに必ずリベンジに来ると誓いこの日は終了、そんな1日でした。

平日の早朝ということもあり、桟橋はまだまだ空きがあります
8時30分までは少し時間があるので八千穂レイクの周りを散策して時間をつぶします
8時30分前に管理事務所へ行き、受け付けを済ませます
いよいよ釣り開始。第4桟橋からスタートです。釣りを始めてわかりましたが、湖の真ん中辺には結構水草が生い茂っているようです。ルアーをボトムまで落とすと必ず水草が絡んできます
9月の上旬ということもあり、晴れるとまだまだ気温が上がり結構暑いです
あまりあたりがないので第1桟橋へ場所を移動
桟橋の下は結構浅くて50cmクラスのニジマスが悠々と泳いでいるのが見えます。ですが、こちらのルアーには見向きもしません。午前中はいいところもなく終了
午後は気を取り直して第7桟橋からスタートです。多少雲が出てきましたが、光の具合で対岸の木々が輝いて見えます。釣れなくても景色に癒されます
午後も3時をまわるとあちこちでライズが見られるようになります。
トラウト達が水面を意識しているようなので、こちらもムシ系ルアーに切り替えです。まずはスミスの亀主で勝負(フックはシングルフックに付け替えています)。
何回か投げていると水中からもわっと湧き出るような波紋が…。1回目は食いそびれたようで、しばらくして再びもわっとした波紋とともに亀主が水中へ消し込まれ、そのタイミングで合わせるとバッチリフッキング。
結構な引きなのでおそらく50cmクラスのニジマスだと思われる。しばらく格闘した後ようやく桟橋近くに寄せたときに、いきなり反転され、ラインブレイク。亀主ごと持って行かれた、めっちゃ悔しい

今回の教訓

管理釣り場だと思って甘く考えていると痛い目にあうと心得るべし 八千穂レイクは過去に何度か訪れていて釣果もあげているのと、2年ぶりということもあり、所詮管理釣り場なので何とか結果は出るだろうと甘く考えていたが、現実はそう甘くはなくさんざんな結果に終わってしまった。

2019年度2回目 前回のリベンジのため1週間後に訪問

訪問時期

訪問時期 2019年9月中旬の金曜日
到着時刻 自宅を朝5時30分ごろ出発して、圏央道~関越~上信越~中部横断自動車道経由で八千穂高原ICで降りて、現地到着に8時20分頃に到着

釣行記録

前回の釣行から1週間後、前回の悔しさが忘れられずリベンジに闘志を燃やしつつ訪問しました。

この間、関東地方を台風15号が直撃し、千葉県を中心に大停電が発生し歴史的な被害をもたらすなど大変なことがありました。

台風の通過とともに、季節も夏から秋へと変わりつつあり、気温も急激に下がり始めています。

この日は天気予報では晴れマークがついていましたが、予想が外れて曇り空。

八千穂レイクでは標高1,500mという高い位置にあるため、あたり一面霧の中で視界ゼロの真っ白な世界です。

八千穂レイクの桟橋からは、北八ヶ岳の山並みどころか、対岸の木々さえも見えない状況です。

そしてとにかく寒い。

そこそこ天気は良いと思っていたので、防寒用のフリースとかジャケットなどは一切持ってきていません。

とりあえずこの日所持していた衣類である、長袖のラッシュガード、半袖Tシャツ、長袖シャツ、ウインドブレーカー、レインウェアを着込んでそれでも寒いのでホッカイロを背中にはるような状況でした。

正確に確認はしていませんが、1週間前は20℃の後半くらいまで気温があったのに、この日は10℃ちょっとしかなかったと思います。

さて、釣りに関してですが、この1週間リベンジを果たすためにいろいろ策を考えました。

前回持ってこなかった、管釣り用の小さめのルアーも今回は持参しました。

で、釣果の方ですが、かろうじて1匹あげましたが、もう少し釣れるだろうという思いもあったため、気持ち的には惨敗という感じです。

リベンジを果たすために来て、返り討ちにあったという感じでしょうか。

桟橋からの景色。あたり一面真っ白です。水面の境目が分からないのでルアーを投げても距離感が全くつかめません
とりあえずこの1匹はゲットしました。あと数匹はいけると思ったのですが、今回も惨敗です

今回の教訓

山の気候を甘く見ると痛い目に合うと心得るべし 八千穂レイクは標高1,500mもの高山に位置しています。通常自分が暮らしている関東平野から見ると遥か山の上です。それだけ気候も平地と異なり季節が進むのが早いです。9月の上旬は夏の気候でも1週間後には秋の気候になり10℃以上の気温差があるということもざらにあります。
9月以降の八千穂レイクは天候によっては急激に冷え込みます。平地ではまだまだ残暑が厳しいと思っても、山の上では天候によっては想像以上に冷え込むこともあるので防寒着は必ず持参するようにしましょう。

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まとめ

  • 八千穂高原の白樺群生地にある、北八ヶ岳連峰を望む絶好のロケーションの中で癒される
  • 釣れる魚のアベレージサイズがハンパない
  • 管理釣り場だと思って甘く見ていると、見事に玉砕する
  • やっぱりルアーよりフライに分があるように思う(個人の感想)

以上で八千穂レイクの紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?

人気の管理釣り場なので休日は混雑しますが、おすすめの管理釣り場です。

是非皆さんも八千穂レイクの良さを実感してみてください。


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