Activity List
/ アクティビティ一覧
/ アクティビティ一覧
ソロキャンプファミリーキャンプ乗合船で船釣り山歩き星空撮影渓流ベイトフィネス湖釣り管理釣り場
しだれ栗森林公園キャンプ場バラギ高原キャンプ場内山牧場キャンプ場日光湯元キャンプ場東古屋キャンプ場菅沼キャンプ場菖蒲ヶ浜キャンプ場野反湖キャンプ場駒出池キャンプ場
お知らせイベントレポートグッズ・ギア情報ハウツー情報フィールド情報気になる話題・場所・もの
バンガロー泊フィッシング&キャンプボート釣り陸っぱりC&Rエリア
テント・タープ・ファニチャーフィールドギア・他調理器具・食器
ユガテ三頭山八徳の1本桜六ツ石山天覚山天覧山御岳山日の出山有間山琴平丘陵蕨山顔振峠飯能アルプス鷹ノ巣山黒斑山
モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。
昨年ファミリーキャンプを卒業し、今はソロで気ままに釣り、キャンプ、登山などを楽しんでいます。
そんな私が今までに実際に行った渓流でのトラウトルアーフィッシングでまた行きたいと思えたおすすめのフィールドを紹介します。
今回は奥日光の戦場ヶ原を流れる湯川のフィールドを紹介します。
この記事では、まだ湯川でのトラウトフィッシングを経験したことのない人向けに
を伝えていきたいと思います。
この記事が、皆さんが湯川でのトラウトルアーフィッシングに行く際の参考になれば幸いです。
それでは、いつものように湯川の場所から確認していきましょう。
湯川は、栃木県の奥日光の戦場ヶ原を流れる清流です。
釣りが可能な釣魚区域は、湯ノ湖の流れ出しである湯滝の下から、下流は竜頭の滝の300mくらい上流地点までの区間となります。
こちらの地図で湯川の場所をご確認ください。
湯川の魅力は、何といってもその素晴らしいロケーションになります。
湯川の流れる奥日光戦場ヶ原は、日光国立公園の中に位置していて西側にある小田代原とともに奥日光の湿原地帯として、大勢の観光客が訪れる日本屈指の観光地です。
スポンサーリンク
戦場ヶ原の一帯は、高低差のない平坦な土地となっています。
そのため湯川は山間部を流れる渓流とは異なり、まるで北海道の湿原を流れる川のようなゆったりとした流れとなっています。
釣魚区域は湯滝から竜頭の滝の上流300m地点までの約5km程度のそれほど長い距離ではありませんが、上流域、中流域、下流域で川の様子が異なります。
どのエリアを選ぶかは釣り人しだいです。
最上流部の湯滝周辺は、多くの観光客が訪れる観光スポットです。
駐車場やトイレが整備されているのと入渓しやすさから多くの釣り人が訪れるエリアでもあります。
そのため、魚もかなりスレているので、その厳しさは覚悟して臨みましょう。
駐車場から離れたエリアになると釣り人も少なくなります。
しかし注意しなければいけないのが野生の熊との遭遇です。
戦場ヶ原一帯はツキノワグマの生息地になっていて、あちこちで熊が目撃されています。
私自身も一度奥日光で野生の熊を目撃したことがあります。
出合頭に遭遇しないように、クマ鈴を必ず身につけ常に音を出してこちらの存在を知らせるような対策をとりましょう。
奥日光一帯の熊の目撃情報は、奥日光ビジターセンターのホームページに掲載されていますので、事前に確認して頻出箇所にはできるだけ近寄らないようにしましょう。
渓流釣りに行く際に一番気になるのが車を駐車できるスペースがあるかどうか、どこに駐車できるかだと思いますので、まずは駐車場(スペース)の場所について解説します。
普通車の駐車料金が500円ですが、レストハウスやトイレもあり入渓ポイントにも近いのでとても便利な駐車場です。
湯川上流部を攻めるには、湯滝有料駐車場に車を停めて、湯滝下から小田代橋方面に向かって釣り降りる釣り方になります。
国道120号線を湯ノ湖に向かう途中の赤沼茶屋の交差点を右折した先にある公営の駐車場です。
駐車場から湯川まではだいたい500mくらいの距離があります。
赤沼橋の上流、下流を攻めるには、赤沼駐車場が便利です。
竜頭の滝の上流に位置する駐車場。
駐車場付近の湯川は禁漁区間になっています。
上流に向かって遡って行き温泉パイプと呼ばれるところからが釣魚区域となっています。
この駐車場は、温泉パイプから赤沼橋あたりまで釣り上って行く際に使うと便利な駐車場です。
続いては公衆トイレの場所についてです。
渓流に釣行に出かける際は、トイレの場所も気になりますよね。
湯川では、遊歩道沿いには公衆トイレがないので、駐車場の近くにあるトイレに立ち寄ってから釣りに出発しましょう。
湯滝有料駐車場に隣接した公衆トイレです。
こちらは、赤沼茶屋の道路を挟んだ向かい側にある公衆トイレです。
県営赤沼駐車場にも公衆トイレはありますが、こちらの方が多少湯川に近い位置にあります。
県営赤沼駐車場内にも公衆トイレがあります。
スポンサーリンク
湯川の釣魚区間を勝手にいくつかのエリアに分けるとするとこちらの4エリアに分けることができます。
湯滝レストハウスの前を通り、観光客で溢れる観爆台を通り過ぎ、木道脇から入渓します。
湯滝下でももちろん釣りはできますが、背後に観瀑台があり観光客の視線を感じつつの釣りとなり、かなりのプレッシャーがあります。
釣れたら一躍スター間違いなしなので腕に自信のある方は是非お試しください(笑)。
湯滝からの釣行は、湯滝下から下流に向かって釣り降りる釣りとなります。
ここからしばらくは、鬱蒼としたミズナラの森の中をくねくね曲がりながら流れが続きます。
所々に小さい落ち込みやカーブのぶっつけによる深みはあるものの、流れ自体はそれほど複雑な流れではありません。
ただ、あちこちに川の流れを遮るように横たわる倒木があったり、川沿いに繁茂している熊笹などの植物が水際までせり出している場所があり、障害物が多いエリアです。
そのような障害物の影が魚にとって格好の隠れ家となっていて、魚の付き場となっています。
魚影の濃いシーズン初期の頃であればまだしも、中盤から終盤になると魚影も薄くなり、それに反比例するかのように釣り人も多くなります。
そうなるとスレた魚たちは物陰に隠れるようになり、倒木の影や水際までせり出している熊笹の影にピンポイントでキャストしないと釣果をあげるのは難しくなります。
このような状況になると、私も含めた初心者にはなかなか厳しくなります。
ただ、下流域よりも上流域の方が魚影が濃いともいわれているので、的確にポイントにキャストができればそれなりの釣果が期待できるのかもしれません。
このエリアにはウグイも結構混じっていて、ようやくヒットかと思いきやウグイでがっかりというケースも多いです。
さらに釣り下って行くと、小滝と呼ばれる滝が現れます。
小滝と言いつつけっこうな落差があり、魅力的な滝つぼもあるため上流部の人気ポイントの一つとなっています。
小滝から小田代橋にかけて、川沿いの木道が続きますが、私が訪問した2020年夏は、前年の10月の台風による土砂崩れにより、この区間が通行止めになっていました。
そのため小滝から下流域には侵入することができず、森の中の木道で迂回しています。
小田代橋周辺は、入渓しやすいため釣り人も多く、魚もかなりスレているようでなかなかルアーに反応してくれません。
小田代橋から下流方面に釣り降りようと試みましたが、川沿いに明確な釣道がなく、かなりの藪漕ぎが強いられそうなので川沿いに釣り降りるのを断念して木道を歩いて青木橋方面に向かいました。
小田代橋から青木橋方面に向かう途中には泉門池(いずみやどいけ)と呼ばれる池があり、木道を行きかう人たちの休憩場所となっています。
この泉門池(いずみやどいけ)の水も池の南側で湯川につながっていて、この池と下流の背中合わせと呼ばれる地点までが通年禁漁区間となっています。
この辺りから湯川は、鬱蒼としたミズナラの森を抜け、戦場ヶ原の湿原の西の際に沿って流れていきます。
標高の高低差がほとんどなくなるため、川の流れは単調でゆったりとした流れに変わります。
水底には至る所に水草が繁茂していて、水際には熊笹などの植物が生い茂り、魚はみな茂みの陰に隠れてしまっているのか、岸から見た限りでは魚影は確認できませんでした。
このエリアでは、ルアーを投げれば水底の藻に絡まってしまうし、熊笹の陰にピンポイントでキャストするのも思うようにいかないので、なかなか厳しいエリアです。
青木橋から赤沼橋のエリアは、県営赤沼駐車場に車を停めて、赤沼橋から釣り上がっていくのが一般的なルートです。
通常であれば戦場ヶ原を見渡せるビューポイントが途中にあり、多くの観光客が行き交う場所ですが、私が訪問した2020年夏季は、青木橋の先から赤沼橋までの区間で木道の張り替え工事が行われていたため、この流域には侵入することができませんでした。
このエリアの湯川の流れは、青木橋あたりの流れと同じく、とてもゆったりとした流れが続きます。
赤沼橋から下流も、しばらくはゆったりとした流れが続きます。
詳細マップを見ていただくと分かるように、赤沼橋と下流の石楠花(しゃくなげ)橋の中間地点あたりから土地の傾斜が始まります。
この辺りから川底には凹凸のある大きな岩盤が現れるようになります。
この岩盤で川の流れが狭められることにより水流が変化し、落差のある落ち込みや水深のある淵が形成され、流れが複雑になってきます。
中流域のゆったりとした退屈な流れとは異なり、ルアーマンにとっては面白いポイントがしだいに増えてきます。
ルアー初心者にとっても、狙うポイントが明確になるので上流域よりも釣りやすいエリアではないでしょうか。
このような渓相がしばらく続きますが、温泉パイプと呼ばれているところで湯川の釣魚区域は終了となります。
この温泉パイプですが、川を横切るパイプを現地で確認しました。
ネットで調べてもはっきりとした写真がないので確証が持てないのですが、多分このパイプのことを温泉パイプと呼んでいるのかと思いますが、真偽は定かではありません。
次回訪問した時にもう一度真偽を確かめようと思います。
後日再度訪問した際に竜頭滝上駐車場から湯川を遡って行き温泉パイプの真偽を確認してきました。
スポンサーリンク
日光宇都宮道路 清滝ICより、国道120号で車で35分
以上で奥日光湯川のフィールドの紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?
是非皆さんも湯川を訪問して、湯川の良さを実感してみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。