モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。
子供のころからアウトドアが好きで、日ごろから釣り、キャンプ、登山、マラソンなどを趣味として楽しんでいます。
そんな私のこだわりのキャンプ道具類を紹介する「こだわりキャンプ道具ファイル」の第8回目です。
今回はこれからソロキャンプを始めようと考えている方に、ソロキャンプで私が愛用しているモンベルのクロノスドーム2型とオプションアイテムを紹介します。
この記事が、皆さんキャンプライフの参考になれば幸いです。
目次
ソロキャンパーの皆さんはどんなテントを使っていますか?
きっと皆さんこだわりを持っていて自分のキャンプスタイルに合ったテントを選ばれていると思います。
前室が広めのテントで前室を居住スペースとして使う人、1ポールテントで今風に決めている人、ワイルドにタープ泊する人などソロキャンプでもいろんなスタイルがあります。
自分はテントの他にタープを設営して、タープの下を居住スペースとしています。
ソロキャンパーの皆さんからは、
- ソロキャンプにタープは必要か?
- 荷物が増えるのでタープは必要ないでしょ。
というご指摘もありそうですが、ファミリーキャンプからソロキャンプに転向したせいもあり、どうしてもキャンプにはテントとタープは欠かせないものという意識が根付いているのかもしれません。
ということもありますし、もともと今持っているテントが前室が広いタイプのテントではないので、日除け雨除けにタープが必要だということもあります。
今回紹介するテント周りの道具たちは、シュラフ以外はソロキャンプ を始める前に揃えたものですが、使っている中で気に入っている点と気になる点がいくつか出てきましたので、その辺を中心に紹介します。
マイフォトギャラリー
モンベルクロノスドーム2型とスノーピークHDタープ”シールド”ヘキサPro. Sによる小川張り
空の青さとクロノスドームのスカイブルーがマッチして良い感じです
真後ろからのアングル
夜のクロノスドーム2型
夜のクロノスドーム2型をもう1枚
サイドに浮かぶモンベルのロゴ
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ソロキャンプ で使用しているクロノスドーム2型とオプションアイテムの使用感を紹介
左上から時計回りに、モンベルU.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150、モンベルバロウバッグ #3、モンベル クロノスドーム 2型、モンベル クロノスドーム2グランドシート、クロノスドームに付属のペグ、モンベル テントマット ドーム2
モンベル クロノスドーム 2型
本体重量 |
2.18kg ※ポール、フライシートを含む |
総重量 |
2.43kg ※ペグ、張り綱、スタッフバッグを含む |
カラー |
スカイブルー ※色違いとしてゴールデンオレンジもあります |
設営時サイズ |
フロア:幅230cm×奥行130cm×高さ105cm、前室:奥行75cm |
収納時サイズ |
本体:長さ35cm×太さΦ17cm、ポール:長さ44cm×太さΦ6cm ※ポールと本体を別々に収納した場合のサイズです |
構成 |
テント本体1、フライシート1、本体ポール1組、Φ3mm張り綱5本、16cmアルミペグ14本、ポール応急補修用パイプ1本 |
その他 |
対応季節は春~秋 |
お気に入りポイント
- サイズがひとまわり小さいクロノスドーム1型もありますが、荷物置き場も考えるとソロキャンプではこのサイズがちょうど良いサイズです
- 前室はそんなに広くはないですがちょっとした荷物置き場として使えます
- 前室が狭い分設営時のサイズもコンパクトで設営も簡単です
- タープ併用を前提にしている自分にはピッタリサイズです
- 前室を昼間の居住スペースとして利用することを前提として作られていないので、居住スペースも兼ねるテントを考えている方には向いていません
モンベルクロノスドーム2型
クロノスドームの内部の様子
出入口の部分と対面の天頂部から半分くらいまでジッパーで開閉できます
ジッパーを開けるとメッシュ生地になっていて、虫の侵入を防ぎながら外気を取り入れることができます。
さらにメッシュ生地の天井付近にはジッパーが付いていて、テントの中からフライシートの外気を取り入れるベンチレーション(小窓)を開けられるようになっています
出入口の両脇には、小物を収納できるインナーポケットが付いています
収納時の太さはこのくらいです
クロノスドーム2型とスノーピークHDタープ”シールド”ヘキサPro. Sによる小川張りについては、こちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
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モンベル クロノスドーム2 グランドシート
本体重量 | 331g |
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カラー | ブルーブラック |
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使用時サイズ | 縦122cm×横222cm |
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収納時サイズ | 幅11.5cm×長さ19cm×厚さ4cm |
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お気に入りポイント
- テントの裏面を地面からの湿気や汚れから守ります。テントの耐久性を上げるためにもグランドシートは必需品です
- テント本体の四隅のポール受けとグランドシートの四隅のポール受けのグロメットにポールを差し込みますが、グランドシートの四隅のポール受けがわずかに長いため、グランドシートがたるんだ感じになってしまいます。大きな問題ではないですが、もう少し張りがあった方が設営し易いです
このように地面にグランドシートを広げてこの上にテントを設営します
グランドシートの四隅にはご覧のようなペグ受けのテープが付いています。この写真では下がグランドシートで上がテント本体です。このポール受けテープを重ね合わせ…
グロメットにポールを差し込み固定します
撤収時にグランドシートを裏返すとご覧のように地面からの湿気で全面が濡れていて、かなり汚れています。
グランドシートを使用しないとテントの裏側がこれだけ汚れるということですね
モンベル テントマット ドーム2
本体重量 | 735g |
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カラー | グリーン |
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使用時サイズ | 横210cm×縦130cm、生地の厚さ:3mm |
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収納時サイズ | 幅24cm×長さ53cm×厚さ9cm |
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お気に入りポイント
- モンベル テントマット ドーム2は、厚さが3mmもあるため地面から冷気を完全に遮断してテント内で快適に過ごすことができます
気になるポイント
- 地面からの冷気を遮るためには、ある程度の厚さが必要ですが、畳んだ時にサイズが大きくて荷物になってしまうことが難点です
- 地面から冷気を遮断して、もっと薄くてコンパクトなマットがあればそちらに変えたいと思っています
モンベル テントマット ドーム2をテント内に敷いた写真です。
この記事を書いていて気が付いたのですが、今まで表と裏を逆に敷いていたようです。アルミ蒸着面が地面側でグリーンの面が上側になるみたいです。
いずれにしても厚さが3mmあるので、地面から冷気は遮断できますが、収納時はかなりかさばります
表と裏を間違えていますが、見た通り結構ゴワゴワしています
モンベル U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25 150
本体重量 | 556g |
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総重量 | 571g
※スタッフバッグを含む |
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カラー | サンセットオレンジ |
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使用時サイズ | 長さ150cm×幅50cm×厚さ2.5cm |
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収納時サイズ | 長さ25cm×太さΦ14.5cm |
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特長 | リペアキット付属/スタッフバッグ付き |
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お気に入りポイント
- 地面の凸凹を吸収するためにはマットは必要です
- コンフォートシステムという名前からもわかるように、枕など別売りのパーツを組み合わせることができます
- 収納時のサイズを小さくするためサイズは150cmを選んでいます。別売りの枕を連結させることで、身長170cmの自分でもはみ出ることなく使えています
気になるポイント
- 空気弁を開けておいても自然に空気が入らないので、自力で膨らます必要があります
- マットの厚さは2.5mmありますが、地面の凸凹をすべて吸収することは無理です
- 腰痛気味の方は、もう少し厚めの製品を探した方がよいかもしれません
畳む際は、このように両側を折り返します。マットの厚さはこのくらいです
端から空気を抜きながら丸めていきます
丸めたらベルトでとめて…
スタッフバックに入れて完了です
右側にあるのはモンベルバロウバッグ #3 です。収納時のサイズはこれくらいの大きさです
モンベル U.L.コンフォートシステム ピロー
本体重量 | 60g |
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カラー | サンセットオレンジ |
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サイズ | 長さ25cm×幅45cm×厚さ12cm |
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お気に入りポイント
- アルパインパッドに連結できるので、寝ている間に枕がズレてしまうことがないので良いです
- 畳むととてもコンパクトになります。アルパインパッドのスタッフバックの中に一緒に入れてしまうことも可能です
使用時のイメージはこんな感じです
アルパインパッドとひも(トグルと呼ぶらしい)で連結できます
この空気弁から膨らまします。
※私が購入したのは1世代前のもので現行バージョンは空気弁の形状が異なります
畳むとこんなにコンパクトになります
小さなスタッフバックが付いています。持っていくのを忘れないように、普段はこのままアルパインパッドのバックに入れています
モンベル バロウバッグ #3
本体重量 |
1,050g |
総重量 |
1,085g ※スタッフバッグを含む |
カラー |
バルサム ※色違いとしてサンライズレッドもあります |
収納サイズ |
長さ36cm×厚さΦ18 |
コンフォート温度 |
6℃ ※一般的に代謝が低く、寒さに対する耐性が弱い人が、リラックスした体勢で寒さを感じることなく睡眠できる温度 |
リミット温度 |
1℃ ※一般的に代謝が高く、寒さに対する耐性が高い人が寝袋の中で丸まった状態で寒さを感じることなく睡眠できる温度 |
適応身長 |
~183cmまで |
その他 |
右ジッパー仕様と左ジッパー仕様があります |
お気に入りポイント
- 夏の高山、冬の低山用ですが、自分は5月から10月位までしかキャンプをやらないのでこれくらいの対応温度で十分です
気になるポイント
- 冬場にキャンプをする方はこのシュラフだけでは厳しいです
- 標高の高い場所であれば、余裕で使える期間はさらに短くなります
収納時の太さはこのくらいです
ちょっと分かりづらいですが、こんな感じです。モンベル特有のスーパースパイラルストレッチシステムと呼ばれる伸縮性のある縫製になっているため、睡眠時に窮屈感を全く感じません
クロノスドームの設営手順
STEP
グランドシートを設置する
テントを設営する場所にグランドシートを広げます。裏表があるので注意しましょう
STEP
ペグを打つ
こちらがクロノスドームに付属しているアルミペグです
まず四隅のペグ止め用ループをペグで固定します
さらに左右の面と後ろ面についているペグ止め用のループをペグで固定します。写真にはありませんが、強風でテントが飛ばされないように付属のロープでテントを固定した方が安全です
STEP
クロノスドームの設営完了
これでクロノスドームの設営が完了です
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クロノスドームの撤収手順
STEP
ペグを抜く
まず最初にすべてのペグを抜きます。ロープで固定していた場合はロープもすべて取り外します
STEP
フライシートを取り外す
次にフライシートを取り外します
フライシートを取り外した状態のクロノスドーム
STEP
テント本体とグランドシートの裏側を乾かす
次にテント本体の裏側が濡れている場合があるので、テント本体をひっくり返して、テントの裏側を乾かします。グランドシートを敷いていれば、テント本体の裏側はそれほど汚れてはいないはずです
続いてグランドシートの裏側が汚れたり、湿気で濡れていたりするので…
グランドシートを裏返して乾かします。こちらはかなり濡れていると思います。
テント本体とグランドシートが風に飛ばされないように注意してください
STEP
ポールを折り畳む
次にポールを折りたたんでスタッフバックに入れます。さらにペグとロープもスタッフバックに入れます
これでテント本体、フライシート、ポール、ペグ・ロープの折りたたみが完了です。続いてこれらをスタッフバッグに収納していきます
STEP
スタッフバックへ収納
まずポールを芯にしてテント本体を丸めていきます
次に丸めたテント本体を芯にしてフライシートを丸めていきます
STEP
撤収完了
丸めたものをスタッフバッグに入れて、撤収完了です
まとめ
- モンベルクロノスドーム2型は、前室が狭い分設営時のサイズもコンパクトでタープ併用を前提にしている自分にはピッタリサイズです
- 前室は居住スペースとして利用できるほど広くはないので、居住スペースも兼ねるテントを考えている方には向いていません
- モンベル テントマット ドーム2は、地面からの冷気を遮断してくれるためテント内で快適に過ごせますが、反面畳んだ時にサイズが大きくなってしまうことが難点です
- モンベル U.L. コンフォートシステム アルパインパッド25は、マットの厚さが2.5mmありますが、地面の凸凹をすべて吸収することは無理です。腰痛気味の方は、もう少し厚めの製品を探した方がよいかもしれません
- モンベル バロウバッグ #3 は、5月から10月位までしかキャンプをやらない自分にぴったりです
以上でモンベルクロノスドーム2とそれに関連するオプションアイテムの紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?
是非皆さんもモンベルクロノスドーム2を使ってソロキャンプにチャレンジしてみてください。