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モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。
昨年ファミリーキャンプを卒業し、今はソロで気ままに釣り、キャンプ、登山などを楽しんでいます。
そんな私が今までに実際に行った渓流のC&R区間でまた行きたいと思えたおすすめのフィールドを紹介します。
今回は前回に引き続き群馬県上野村の神流川を取り上げます。
上野村漁協では、C&R区間以外に期間限定で完全予約制の特設釣り場を設定しています。
今回は、川の駅の下を流れる神流川に設定されている特設釣り場を取り上げて紹介します。
この記事では、まだ神流川の川の駅特設釣り場に行ったことのない人向けに
を伝えていきたいと思います。
この記事が、皆さんが神流川川の駅特設釣り場に行く際の参考になれば幸いです。
前回のC&R区間の記事でも説明しましたが、初めて読んでくださった方向けに改めて説明します。
上野村の場所についてご存知の方は読み飛ばしてください
今回紹介する神流川(かんながわ)は、群馬県と埼玉県と長野県の県境に位置する三国山を水源とし、群馬県の南西部の埼玉県との県境に近い地域を流れ利根川に合流している利根川水系の河川です。
中流域には、下久保ダムにより堰き止められた神流湖があり、神流湖より上流域が渓流釣りのフィールドとなります。
最上流域から約20kmは上野村を流れ、さらに神流湖までの約20kmは神流町を流れています。
そのため神流川を管理する漁協も上野村内は上野村漁協で、神流町内は甘南漁協と二つに分かれています。
今回紹介する川の駅特設釣り場は、上野村漁協が管理するエリアになります。
まず川の駅特設釣り場がある上野村の場所について説明します。
上野村は、群馬県の南西部に位置し、村の南側が埼玉県と西側が長野県と隣接しています。
上野村の位置はこちらの地図で確認してください。
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上野村漁協ではC&R区間以外に、期間限定で完全予約制の川の駅特設釣り場を設けています。
上流は、坂下堰堤および支流の黒川堰堤から。
下流は、国道299号線の楢原トンネルの手前下の河原までの約1.5kmの区間が特設釣り場に設定されています。
漁協では、この区間を5つのエリアに分けて、1日5組限定(最大10名程度)の特設釣り場を設けています。
休日であっても5組限定ですから、ほぼ貸し切り状態です。
このストレスのない釣り場、本当に理想的な釣り場です。
これだけのエリアをC&Rにすれば、休日になれば数十名の釣り人が訪れて、遊魚券収益としてもそれなりの売り上げになると思います。
それを利益度外視の5組限定でサービスを提供している漁協の理念が素晴らしいです。
この特設釣り場ですが、冬の期間は冬季釣り場に設定されていてハコスチが放流されています。
春になっても、釣り上げられなかったかなりの数のハコスチがそのまま残っています。
メインはヤマメですが、ハコスチも狙える釣り場とあって、かなり魅力的な釣り場です。
ハコスチとは、群馬県で開発されたニジマスで、ハコスチの名前は箱島(ハコシマ)系ニジマスとスチールヘッドに由来しています。
詳しくはこちらの群馬県のサイトをご覧ください。
川の駅特設釣り場では区間を5つのエリアに分けて、事前予約制で割り当てています。
午前(9:00~13:00)は、予約したブロック内での遊漁のみ。
午後(13:00~17:00)は、フリーですが釣り上がりのみ。
ただし、2020年度は昨年の台風19号の影響で下流域のポイントが減少してしまったという理由で、エリアの割り当ては行っていませんでした。
なお、これらのエリアは上野村漁協で区割りしたものですが、名称については私が勝手に付けたもので、一般的に通用するわけではありませんのでご注意下さい。
それでは順番に見ていきましょう。
特設釣り場の最上流域のエリアです。
楢原橋から坂下堰堤までのエリアは、大きな岩がゴロゴロしたほとんど自然のままの渓相となっています。
坂下堰堤の手前は、両側の崖も崩れが激しく落石には十分注意して遡行するようにしてください。
川の駅の下に位置するこのエリアは、特設釣り場の中でも一番魚影が濃くて釣りやすいエリアです。
このエリアはかなり人の手で整備されていて、管理釣り場のようなエリアになっています。
それでは、このエリアの下流のポイントから上流に向かって楢原橋まで遡ってみましょう。
続いて、川の駅から少し下ったエリアについて見ていきます。
こちらも人工的に岩で川をせき止めてプール状のトロ場が作られているエリアです。
国道299号線の川の駅を過ぎて楢原トンネルまでの区間にはメロディーラインが設置されています。
メロディーラインとは、アスファルトの路面に溝が刻まれていて一定速度で通過すると走行音がメロディーに聞こえる道路です。
この区間のメロディーラインの曲目は「うれしいひな祭り」です。
川の駅方面から楢原トンネル方面に向けて車で走ってみてくださいうれしいひな祭りのメロディーが聞こえるはずです。
さて、話を本題に戻しまして、そのメロディーラインの下の河原一帯が、次のエリアです。
それでは、こちらも下流から上流に向かって釣り上がって行きましょう。
最後に川の駅特設釣り場の最下流エリアです。
国道299号線を川の駅から藤岡方面に行くと楢原トンネルがあります。
トンネル入り口の下の河原が特設釣り場の最下流ポイントになります。
川の駅特設釣り場を利用する際は、川の駅に車を駐車することがお約束になっていますので、必ず川の駅に駐車して徒歩で釣り場まで移動しましょう。
受け付けの際に車の特設釣り場利用者であることを示すプレートを渡されますので、駐車している車のダッシュボードの上に置いておきます。
トイレは、川の駅のトイレを使うのが良いと思います。
下流も上流もそんなに距離があるわけでないので、もよおして来たら川の駅まで戻って用をたしましょう。
遊漁料、注意事項などについては、上野村漁協のFacebookで確認してください。
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■所在地
〒370-1617 群馬県多野郡上野村大字楢原316−1
■アクセス方法
下仁田ICより、県道45号→国道299号で車で34分
以上で上野村漁協神流川川の駅特設釣り場の紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?
是非皆さんも神流川の川の駅特設釣り場の良さを実感してみてください。
それではまた別の記事でお会いしましょう。
上野村漁協神流川C&R区間についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。