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モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。
この雑記帳では、釣りやキャンプの話題からちょっと離れて日々の気になる話題などやブログ作成の舞台裏などを気軽に書いていきます。
今回は、今話題になっている八ッ場ダムについて取り上げたいと思います。
先日の台風19号で群馬県の八ッ場ダムが一夜にして満杯になり、下流の利根川の氾濫を防いだとSNSで賞賛され、一躍脚光を浴びていました。
また一方で八ッ場ダムの治水効果はほとんど無かったのではないかとも言われています。
どちらの主張が正しいのか自分はダムに詳しくないので分かりませんが、 添付されていた八ッ場ダムの写真を見て、こんなに風景が変わるものなのかと、ただただ驚いています。
というのも今年の夏に八ッ場ダムを訪れ、その広大な景色に魅了され何枚もの写真を撮影していたからです。
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ご存知の通り八ッ場ダムは群馬県吾妻郡の吾妻川に建設された多目的ダムです。
ここは同じく群馬県にある野反湖に行く経路上に位置していて、野反湖に行くときには、必ず八ッ場ダムに立ち寄っています。
今年も7月に野反湖にキャンプに行く途中にいつものように八ッ場ダムに立ち寄りました。
八ッ場大橋から見た景色は素晴らしく、建設中の八ッ場ダムのコンクリートの堤体やはるか下を流れる吾妻川などを一望することができました。
その時八ッ場大橋から撮影した風景がこちらです。
また吾妻川の上流方向を見ると、JR吾妻線の旧線の橋梁や道路が遥か眼下にまるでミニチュアのプラレールのごとく見えたのがとても印象的で感動さえ覚えたのを思い出します。
当時は、とてもここに水がたまるなどとは想像もできず、もうこの景色を眺めることができないのかと思うと残念でなりません。
八ッ場大橋のちょうど真ん中には、バンジージャンプのお立ち台があります。
こちらのバンジージャンプは、Bungy Japanという団体が運営しているバンジージャンプです。
Bungy Japanのホームページでは以下のように紹介されています。
八ッ場大橋 日本一高いブリッジバンジー!
八ッ場ダム工事の象徴となったこの橋は、全長494メートルの大きさを誇り、その圧倒的なスケール感で見る人の恐怖を誘います。
ジャンプ台からはまさに現在建設中のダムサイトが広がり、インダストリアル感漂う景観を楽しむ事が出来ます。
日本一となる高さはなんと106メートル!これはダムが完成する直前の2019年限定となります!
日々変化する景観と日本最大級のスリルをぜひお楽しみください!!
・106メートル
・年齢 15歳以上
・体重制限 40~105kg
・9:00 ~ 17:00 (16:30が最終受付)
・4月~10月(火・水曜日定休)変動する場合があります。
橋の上から地面までの高さはかなりあり、ここから飛び降りるのかとゾッとしたのを覚えています。
ちなみにこちらのバンジージャンプは、2019年は試験的に実施して、ダム完成後の2020年春の本格スタートを目指しているそうです。
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いやいや、ちょっと待ってください!2020年から本格スタートですか?
今回の台風19号によりダムの水位が一気に上昇したことによって、橋げたから水面まで数メーターくらいしかなさそうだし、これではとてもバンジーはできないでしょと思いつつ、気になっていろいろと調べてみました。
確かに、Bungy Japanのホームページを見ると、
「2020年春にまたお会いしましょう!!」
と書かれています。
こんなの想定内といった余裕さえ感じられます。
こちらの資料をご覧ください。
この資料は、国土交通省関東地方整備局八ッ場ダム工事事務所のホームページに掲載されている資料です。
この資料によると、洪水期と呼ばれる7月1日から10月5日までの期間は、制限水位が標高555.2mに制限されるようです。
満水位の標高が583.0mですから、その差27.8mとなります。
さらに洪水期の最低水位が標高536.3mですから、渇水により水位が下がっているときは、その差が最大46.7mになります。
日本最高とまではいきませんが、利根川の諏訪峡大橋のみなかみバンジー(42m)に匹敵する高さだということです。
なので、八ッ場大橋のバンジージャンプも夏の期間だけは営業できるんですね。
納得しました。
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現在の八ッ場ダムの水の色はコーヒー牛乳色ですが、水が澄んでくるとまた違った素晴らしい景色を我々に見せてくれるんでしょうね。
ダムの水位が常に満水状態ではないらしいので、また来年の夏に今とは違った景色を撮影するために訪問したいと思います。
1年ぶりに八ッ場ダムを訪問しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。(2020年6月30日追記)