天空の湖「野反湖」でトラウトルアーフィッシング。オリジナルマップと写真でポイント紹介

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

昨年ファミリーキャンプを卒業し、今はソロで気ままに釣り、キャンプ、登山などを楽しんでいます。

そんな私が今までに実際に行った湖でのトラウトルアーフィッシングでまた行きたいと思えたおすすめのフィールドを紹介します。

今回は天空の湖とも言われる、群馬県の野反湖を取り上げて紹介します。

  • 野反湖の魅力について
  • 初めての人向けに野反湖のフィールドを紹介
  • 初めて行く人にお役に立てるような情報について

を伝えていきたいと思います。

この記事が、皆さんが野反湖でのトラウトルアーフィッシングに行く際の参考になれば幸いです。

野反湖の魅力

野反湖キャンプ場の記事でも書きましたが、改めて野反湖の魅力を紹介します。

まずはいつものように野反湖の場所から確認しましょう。

野反湖は、群馬県と長野県の県境付近の山岳地帯にあるダム湖です。

こちらの地図で場所をご確認ください。

野反湖全体マップ

標高1500mにある天空の湖

野反湖は上信越高原国立公園の特別地域に指定されており、水面標高1,514m最大水深25m周囲12kmのダム湖で、ダム湖百選にも選出されている美しい湖です。

野反湖は日本の山岳地帯でよくみられるような急峻な斜面で囲まれた湖ではなく、湖畔は比較的なだらかな斜面で囲まれているため、一見すると天然湖のように思えます。

遠くから見ると湖畔のところどころに緑の絨毯を敷き詰めたかのようななだらかな草原のような場所があり、その中にぽつぽつと立つ白樺(もしくは岳樺)の木が日本とは思えないような景観を作り出しています。

実際に草原に見える場所へ行ってみると、腰丈以上の高さの熊笹や高山系の植物がが生い茂っている場所であり、容易にひとが入れるような場所でないことが分かります。

9月下旬の野反湖
正面奥のダムサイト側から吹き上げてくる風と富士見峠(写真を撮影している場所)から吹きおろす強風で湖面が波立っているのが分かります
湖畔をズームして見ると、釣り人でしょうかゴマ粒のような人影がぽつりぽつりと見えます
遠くから見ると湖の周りには芝生のような緑の絨毯が敷き詰められているように見えますが、実際にその場に行ってみると腰丈くらいある熊笹が生い茂っていたりして人が容易に入れる場所ではないのが分かります。また、貴重な高山植物の群生地であったりするので遊歩道以外は入らないようにしましょう
湖岸には背の低い熊笹や高山植物が一面に茂っています。またその中に白樺(or岳樺)の木がぽつりぽつりと生えていて素晴らしい景観を作り出しています

ノゾリキスゲをはじめとする高山植物の宝庫

野反湖は標高1,500mの高山に位置するため、湖畔にはノゾリキスゲなど高山植物が多く生息し、6月から7月にかけての初夏に美しい花が咲き乱れる様子を鑑賞できます。

雨に濡れるノゾリキスゲ
ノゾリキスゲ以外にもいろいろな高山植物が観察できます

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野反湖での釣りの特徴

さて、野反湖といえばブルーバックレインボーという背中が青みがかった神秘的なニジマスが有名で、以前はブルーバックレインボーがメインターゲットでした。

ですが、数年前からハコスチが放流されるようになり、野反湖での釣りのイメージが一変しています。

以前は釣れるのはほとんどが標準サイズのニジマスでしたが、ハコスチが放流されてからは引きの強い大物釣りを楽しめるようになりました

このハコスチですが、群馬県で開発された魚で、最近は群馬県のあちこちの釣り場でよく耳にするようになりました。

私も実際にルアーで何度かハコスチを釣りましたが、ハコスチはルアーを咥えるとともに大きく水面上にジャンプして、針を外そうとしてきます

よくあるパターンが、ルアーを沖まで投げてしばらく引いてきてそろそろ岸に近いなと思って気を緩めるといきなりガツンと手ごたえ…。

そして、慌てて合わせると大ジャンプして針を外しにくる。

これがハコスチの常套手段です。

これで何回も針を外されたことがあります。

ちなみに、ハコスチの名前の由来は、箱島(ハコシマ)系ニジマスとスチールヘッドに由来するそうです。

ハコスチについてはこちらの群馬県のサイトで詳しく解説されていますので参照してみてください。

参考 遊漁用ニジマス ハコスチ群馬県
野反湖で釣りあげたハコスチ

フィールド紹介

野反湖の釣りのポイントですが、いくつものポイントがあります。

ただ周囲12kmの広大な湖だけあってすべてのポイントをまわるのは大変です。

車道からのアクセスもあまり良くないので、徒歩で歩いてまわる覚悟が必要です。

ポイントまでのアクセスの良さで考えると、こちらの3つのエリアが有力なポイントになります。

  • ①ニシブタワンド
  • ②イカ岩ワンド~池平
  • ③丸山崩れ

ダムサイトの周辺でもポイントはあるようですが、岸からいきなりドン深なのでルアーフィッシングではちょっとやりづらいのかなと思います。

では、順番に見ていきましょう。

①ニシブタワンド

①ニシブタワンド

ニシブタ沢とカメヤマ沢の流れ込みがあり、ビジターセンターやキャンプ場から近いので大勢の釣り人が訪れる人気のポイントです。

釣り場としては、ビジターセンター側でもキャンプ場側からでもどちらからでもアプローチ可能です。

ただ、昨年(2019年)訪問した時は野反湖の水量が多く水位がかなり上昇していて、今まで釣り座としていた岸辺のポイントが水の中に沈んでしまい、釣りができる場所ががかなり限定されていました。

こうなると休日は条件の良いポイントの競争率はぐんと高くなり、釣り座の確保はなかなか難しくなります。

また、ニシブタワンドが人気の理由としては、名前の通りワンドになっているのでダムサイト側から吹き上げてくる風や富士見峠(野反峠休憩舎)側から吹き下ろしてくる風の影響を受けにくいという特徴があります。

湖の中央に面したポイントでは風が強くて釣りにならないような日でも、ワンドの内側にくるとか風が弱まり十分釣りになるということが結構あります。

そういったことも人気の理由のひとつです。

なお、弁天橋より上流は、禁漁区になっています。ルールは、守りましょう。

弁天橋からニシブタワンドの眺め。写真右手はキャンプ場側になりますが、急峻な崖のため釣りをするのは危険です。左手にはカメヤマ沢の流れ込みがあります
こちらが弁天橋です。これより上流は禁漁区になっていますのでご注意ください
ちなみに、この橋はビジターセンターからキャンプ場方面へ向かう際のシートカットコースになっているのですが、昨年訪れたときは、橋の裏にスズメバチの巣があり危険ということで通行禁止になっていました。この橋が渡れないと遠回りすることになり結構不便でした
こちらが、ニシブタ沢で禁漁区です。ご覧のように結構な水量が野反湖に流れ込んでいます
野反湖キャンプ場のテントエリアへ向かう途中の坂道からニシブタワンドを撮影した写真。対岸はビジターセンターの下あたりになります
水位が低い時は釣り座を確保するのも楽ですが、昨年(2019年)は水位が高く釣り座の確保が大変でした
こちらがビジターセンターのちょうど下にあたるポイントです。先程の写真よりももう少しダムサイトよりの場所になります。写真中央に見えるのがダムサイトです
この辺りは比較的遠浅なので浅場に回遊してくる魚を待つイメージでしょうか
続いてこちらの写真は、国道からキャンプ場を撮影した写真です。右手奥がニシブタワンドで正面に見える建物がキャンプ場の炊事場です。ちょうど写真中央右手に見えるニシブタワンドに面したキャンプ場横~岬の突端~キャンプ場正面にかけても良いポイントです
こちらがキャンプ場横のポイントです。正面奥がニシブタ沢の流れ込み方向になります。この辺りは、風の影響を受けにくく比較的穏やかで釣りがしやすいポイントです
こちらは、岬の突端からキャンプ場正面のポイントを撮影した写真です。正面奥の山並みの一番くぼんだ所に黒くポツンと見えるのが野反峠休憩舎です
このポイントはニシブタワンドから岬の突端を経由して回遊している魚の通り道になるので、絶好のポイントです。昨年訪問した時にたまたま通りがかった釣り人から、このポイントでハコスチを何匹も釣りあげている人を見たよという情報を聞きました

②イカ岩ワンド~池平

②イカ岩ワンド~池平

野反湖の玄関口である富士見峠からビジターセンター方面に800mくらい車を走らせたところにイカイワ駐車場があります。

この駐車場から湖面に向かって真っすぐに降りていける遊歩道があります。

この辺りは7月中旬なるとノゾリキスゲが一面に咲く絶景が見られるので、是非7月のノゾリキスゲの咲くシーズンに訪問してみてください。

富士見峠の駐車場からイカ岩ワンド、池平方面を撮影した写真です。まるで緑の絨毯が敷き詰められているようなとてもなだらかな湖岸に見えます
逆に、池平から野反峠休憩舎方面を撮影した写真です。遠くから見るとあたり一面緑の芝生が敷き詰められているように見えますが、実際に現地に来て見ると辺りは一面高山植物の群生地になっています。決して緑の芝生が敷き詰められているわけではないことがわかります
イカイワ駐車場から湖面にまっすぐに延びる遊歩道
湖岸まで降りてくると、遠くに釣り人が見えました
このようにとても開放感のあるポイントです。こんな景色の良いところで思いっきりキャスティングするのは気持ちがいいものです

③丸山崩れ

③丸山崩れ

丸山崩れは、ちょうど野反峠休憩舎の眼下に位置するポイントです。

休憩舎からはかなりの高低差があるので、下りは楽でも上りはかなり大変そうです。

禿の下~丸山崩れ~弁天水場流れ込みにかけては、自分としてはまだ実際に行ったことのない未知の場所になります。

今後も調査を継続します。

丸山崩れから弁天水場流れ込み

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料金・レギュレーション

フィッシングルール&マナー

野反湖で釣りを楽しむ場合、下記の事項を守らなければなりません。
よく読んでルールとマナーを守り野反湖での釣りをお楽しみ下さい。

◆遊漁料の納付

釣りをする前に遊漁券を必ず購入してください。

現地販売(監視員による)は1500円。

ビジターセンターでは1000円(子ども500円)で販売しております。

※遊魚時間は日の出から日没まで。

◆遊漁券の携帯

遊漁券は必ず携帯してください。(外部より体の見えやすい箇所に掲示)監視員が遊漁券の点検パトロールを常時行っていますのでご協力ください。本券の他人への貸与は、禁止いたします。また紛失時の再発行はいたしません。

◆遊漁期間

5月1日~11月10日(ただしイワナについては9月20日まで)

◆禁漁期間及び禁止事項

11月11日~4月30日

夜間の釣漁禁止(この漁場における漁業時間は、日の出より日没までとします。)

◆遊漁の監視

常に遊漁監視員が漁場をパトロールしています。その指示には従うようにお願いいたします。

◆制限

魚体長イワナ、ニジマス:全長15cm以下はリリース
竿1人2本まで
尾数制限1日1人10尾まで
  • ブルーバックレインボー復活にむけ平成24年よりすべてキャッチ&リリースとなっておりましたが、平成27年7月1日より1日1人10尾までの持ち帰り可能ルールに戻りました。
  • リリースサイズが釣れることもあります。バーブレスのシングルフックを使用するなど、魚の扱いには細心の注意を払ってください。
  • パワーエッグ及びワームの使用は禁止です。
  • 竿釣り以外の漁法は禁止です。
  • まき餌・よせ餌・練り餌等の水質環境を悪化させるおそれのあるものの使用は禁止です。
  • ボートやその他湖面に浮かべるものの釣りは一切できません。

◆保護水面の全面禁漁
標柱で示す区域から上流のニシブタ沢の区域は保護水面に指定されており群馬県漁業調整規則により、すべての水産動植物を採捕してはならないことになっています。
※違反者は罰せられますのでご注意下さい。
※罰則
6ヶ月以下の懲役
10万円以下の罰金
6ヶ月以下の懲役及び10万円以下の罰金の併科
◎遊漁者は他の人の迷惑となる行為をしてはなりません。遊漁者同志、安全な距離を保ち危険のないよう楽しみましょう。
◎野反湖の「野反湖フィッシングルール&マナー」に違反した方は、ただちに釣りの中止を命じ、以後の釣りを拒否することがあります。この場合遊漁料の払い戻しは一切いたしません。

◆遊漁者へのお願い
・山火事防止のため、煙草等の投げ捨てはしないでください。
・ゴミは必ず持ち帰りましょう。特にルアーや釣り糸を釣り場に放置しないように注意してください。
・国立公園内では、キャンプ場以外の場所でのテント設営はできません。キャンプ場をご利用ください。
・駐車場・トイレが数ケ所設置してあります。駐車場ではキャンプ行為、バーベキュー等はしないでください。トイレはきれいに使用しましょう。

※釣り監視人が巡視いたします。必ず遊漁券を購入のうえ、ルールを守って、釣りをお楽しみ下さい。
※漁場となっている野反湖は、上信越高原国立公園の中にあり、自然環境や自然景観が保護されている地域となります。マナーを守って、気持ちの良い釣りを楽しみましょう。

引用元:https://nozorikocamp.com/fishng/fishing_rule/

大事なことを整理してみると、

  • 遊漁券は、ビジターセンターでは1000円(子ども500円)で販売
    ※遊漁券の券売機は、野反峠休憩舎、野反湖キャンプ場受付事務所(ビジターセンター)、野反湖展望台兼案内所で販売しています
  • 遊魚時間は、日の出から日没まで
  • 遊漁期間は、5月1日~11月10日(ただしイワナについては9月20日まで)
  • 平成27年7月1日より1日1人10尾までの持ち帰り可能ルールに戻った
  • ただし、全長15cm以下のイワナ、ニジマスはリリース
  • バーブレスのシングルフックを使用するなど、魚の扱いには細心の注意を払うこと

※ここに記載した料金は、2020年6月時点のものになります。その後変更になっている可能性がありますので、野反湖キャンプ場のホームページで確認してください。

参考 釣り情報野反湖キャンプ場

アクセス

■所在地
〒377-1701 群馬県吾妻郡中之条町大字入山

■アクセス方法
関越自動車道 渋川伊香保ICより、国道405号線経由で車で1時間45分

まとめ

  • 野反湖は、水面標高1,514m、最大水深25m、周囲12kmのダム湖で、ダム湖百選にも選出されている美しい湖
  • 湖畔にはノゾリキスゲなど高山植物が多く生息し、6月から7月にかけての初夏に美しい花が咲き乱れる様子を鑑賞できる
  • 野反湖といえばブルーバックレインボーが有名だったが、ハコスチが放流されるようになってからは引きの強い大物釣りを楽しめるようになった
  • ポイントまでのアクセスの良さで考えると、こちらの3つのエリアが有力なポイント
    ①ニシブタワンド
    ②イカ岩ワンド~池平
    ③丸山崩れ
  • ①ニシブタワンドは、ニシブタ沢とカメヤマ沢の流れ込みがあり、ビジターセンターやキャンプ場から近いので大勢の釣り人が訪れる人気のポイント
  • ②イカ岩ワンド~池平は、広大な湖めがけて思いっきりキャストができる開放的なポイント
  • ③丸山崩れは、野反峠休憩舎の眼下に位置するポイント

以上で野反湖の紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?

是非皆さんも野反湖を訪問して、野反湖の良さを実感してみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。


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