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東古屋キャンプ場でソロキャンプ|オリジナルサイトマップで魅力とおすすめサイトを徹底解説

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

今年でファミリーキャンプを卒業し、今はソロで気ままに釣り、キャンプ、登山などを楽しんでいます。

そんな私が今までに実際に行ったキャンプ場の中でまた行きたいと思えたおすすめのキャンプ場を紹介します。

今回は東古屋キャンプ場を取り上げます。

この記事では、まだ東古屋キャンプ場に行ったことのない人向けに

  • 東古屋キャンプ場の魅力について
  • 初めての人向けに場内設備とおすすめサイトについて
  • 初めて行く人にお役に立てるような情報について

を伝えていきたいと思います。

この記事が、皆さんが東古屋キャンプ場に行く際の参考になれば幸いです。


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目次

東古屋キャンプ場の魅力

東古屋キャンプ場の魅力を語る前に、東古屋キャンプ場がどこにあるかご存じない方もいるかと思いますので、まずは東古屋キャンプ場の場所の確認をしておきましょう。

東古屋キャンプ場は、栃木県の塩谷町を流れている荒川の上流域にある西荒川ダムにより形成されている東古屋湖というダム湖に隣接しているキャンプ場です。

埼玉に住んでいる自分にとって荒川というと奥秩父を水源として埼玉県と東京都を流れて東京湾に注いでいる荒川をイメージしてしまいます。

東古屋湖がある荒川は那珂川の支流であり、埼玉を流れている荒川とはまったく別の川になります。

こちらの地図で東古屋湖の場所をご確認ください。

東古屋湖の場所
東古屋湖周辺広域マップ

東古屋キャンプ場は塩谷町が鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所に運営を委託している公営キャンプ場という感じなんでしょうか。

確かな情報は確認できませんでしたが、以下に塩谷町のホームページと鬼怒川漁協東古屋湖管理事務所のホームページを掲載しておきます。

塩谷町ホームページ
https://www.town.shioya.tochigi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=45660

鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所のホームページ
http://www.kinugawa-gyokyou.com/higasigoyako/

さて、その東古屋キャンプ場の魅力ですが、以下のようなことが魅力ではないかと自分は考えています。

  • 車乗り入れが可能な全面フリーサイト
  • とにかく利用料金が安い、1泊ワンコインで利用できる
  • 東古屋湖で釣り三昧
  • ソロキャンパー向きなキャンプ場

車乗り入れが可能な全面フリーサイト

そんなに広いキャンプ場ではありませんが、全面フリーサイトで車の乗り入れが可能です。

好きなところに車を停めてその横にテントを張るというスタイルです。

なので、多少荷物が多いキャンパーでも荷物の運搬の手間がないため設営がとても楽です。

東古屋キャンプ場の入り口
塩谷町役場と鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所の連名の看板です
東古屋キャンプ場の入り口からキャンプ場内部を見渡した写真です。それほど高くない木が点在している広場という感じです
引きで撮影した写真がこちらです。すぐ左手に東古屋湖があります
視線を少し右に移すと、キャンプ場の入り口のすぐ目の前に民家の立派な長屋門があるのが見えます。初めて来たときはこんなに近くに民家があるのかと驚いてしまいました。もっとも母屋は少し離れた位置にあるようですが…

とにかく利用料金が安い、1泊ワンコインで利用できる

とにかくキャンプ場の利用料金が安いです。

2019年に訪問した時は1泊500円でした。

ただ、残念ながらワンコインで利用できるのは2019年までのようで、2020年からは1泊1000円に値上げするとのお知らせがキャンプ場のトイレの壁に貼りだされていました。

それでも他のキャンプ場と比べたら安い方です。

その代わり、キャンプ場の設備はトイレと炊事場だけといった、必要最低限のものしかありません。

その炊事場も夜間照明がなかったりするので、ある意味必要最低限以下なのかもしれません。

そこは承知の上で利用された方が良いです。

キャンプ場のトイレに貼りだされていた利用料値上げのお知らせ

東古屋湖で釣り三昧

私もそうですが、やはり釣り目的で利用しているキャンパーが多いのではないでしょうか。

このキャンプ場は、東古屋湖に隣接しているので、釣り目的の人にはとても便利なキャンプ場です。

夕まずめまで釣りをして、次の日朝まずめから釣りをしたいと考えているアングラーにとって、釣り場の隣に寝る場所があるなんて願ってもない理想のキャンプ場です。

東古屋湖で釣り三昧の休暇を楽しみたいアングラーにはおすすめキャンプ場です。

この写真の右手奥の高台にあるのがキャンプ場です。キャンプ場のすぐ下に東古屋湖が広がっているのが分かります
私が訪問した時は台風による水の濁りがまだ抜けていないときでした
東古屋湖で釣りをするには東古屋湖管理事務所で釣り券を購入する必要があります。必ず購入してから釣りをするようにしましょう
シーズンによって水位の変動がかなりあるようです。とくに夏場の渇水時期には水位が極端に少なく、キャンプ場の下はかなりの場所で湖底が露出してしまうようです
訪問した時は台風のあとだったのでこれでも水位が多い方なんでしょうか

ソロキャンパー向きなキャンプ場

繰り返しになりますが、東古屋キャンプ場には、炊事場とトイレしかなく最低限の設備しかないキャンプ場です。

そういったことから、ファミリーでの利用者は比較的少ない方だと言えます。

そのため、周りのファミリーキャンパーに気兼ねすることなく、ひとりだけのキャンプの時間を楽しみたいソロキャンパーにはおすすめできるキャンプ場だと言えます。

事実、バイクでキャンプツーリングに来ているキャンパーも多く、バイクの横にテントを張ってソロキャンプを楽しんでいるキャンパーを多く見かけました。


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場内施設の紹介

それでは、キャンプ場の施設を紹介します。

東古屋湖全体マップ
東古屋キャンプ場詳細マップ

東古屋キャンプ場の設備はこちらの3つしかありません。

  • キャンプ場受付
  • 炊事場
  • トイレ

もっとも受付は、キャンプ場の設備とは言えないので、正確には炊事場とトイレだけしかありません。

キャンプ場受付

キャンプ場の敷地内には管理事務所などはなく、管理スタッフなども常駐していません。

受け付けは、鬼怒川漁業協同組合の管理事務所で行っています。

管理事務所は、矢板IC方面から来る場合はキャンプ場の500m位手前にありますので、先に管理事務所に寄って受け付けを済ませてからキャンプ場に来た方が、引き返す手間がなくて良いでしょう。

鬼怒川漁業協同組合の管理事務所。管理事務所では釣り券の販売の他にキャンプ場の受け付けも行っています

炊事場

蛇口が5個だけの水道場とかまどが6カ所あるだけのごく普通の炊事場です
夜間は照明がないのでヘッドライトが必要です
かまどもごく普通のかまどです
隣には焚火の灰を捨てる場所があります。ゴミ捨て場はありません。ゴミは各自持ち帰る決まりになっています

トイレ

トイレは、男性用は小が1つと個室が1つ、女性用は個室が2つあります。

炊事場の前からトイレ方面を見た写真です。正面左手のログハウス調の建物がトイレです
こちらがトイレです。男性用は小が1つと個室が1つ、女性用は個室が2つです
男性用はこんな感じです。手入れは行き届いているのできれいです

オリジナルサイトマップによるキャンプ場の紹介

東古屋キャンプ場オリジナルマップ

東古屋キャンプ場のエリアを勝手にいくつかのエリアに分けるとすると3エリアに分けられます。

  1. 東古屋湖の眺望が良いエリア
  2. 適度な木々に囲まれたエリア
  3. 池の周りのエリア

これはあくまで私が勝手に分けたもので、一般的に通用するわけではありませんのでご注意下さい。

①東古屋湖の眺望が良いエリア

①東古屋湖の眺望が良いエリア

キャンプ場の南側は斜面になっていて、東古屋湖から見るとキャンプ場は一段高い場所に位置しています。

そのためキャンプ場の南端サイトからの東古屋湖の眺めは良く、東古屋湖の景色を堪能したいキャンパーにはおすすめです。

それでは、キャンプ場の入り口から炊事場までのサイトを見ていきましょう。

まず、東古屋キャンプ場の入り口を入ると左方面に道が続いています
この道を進んで行くと…
道の左側にはご覧のような結構広いスペースがあります。炊事場とトイレからは離れていますが、東古屋湖の眺望もよくおすすめのサイトです
さらに道を進んで行くと、左側のスペースが徐々に狭くなってきます。左手の柵の向こう側は斜面です
この位置から振り返って入り口方面を見てみます。先程の広いスペースは右手の高い木の向こう側になります
さらに炊事場方面へ進んで行きます
キャンプ場の一番南端まで来ました。この先道は右側にカーブしています
この場所から振り返るとこんな感じです
カーブを曲がると炊事場が見えてきます。炊事場までの左側には、ソロ用テントを設営するのにちょうどよいスペースが続きます。この場所は、東古屋湖の眺望がよく、炊事場とトイレに近いのでソロキャンパーには人気のあるサイトです
この場所から振り返るとこんな感じです
東古屋湖の眺めはこんな感じです

②適度な木々に囲まれたエリア

②適度な木々に囲まれたエリア

東古屋キャンプ場の中央一帯は、適度な間隔で木気が点在している平坦な草地になっています。

グループでキャンプをする方には、適度なスペースのあるこちらのエリアがおすすめです。

もちろんソロでもOKです。

キャンプ場の中央は、このような木が点々と生えている草地になっています
夏場は木陰になって良いかもしれません
ところどころ木の根が張っていたりしますが、土地の起伏もなく平坦なので全体的に設営しやすいです
トイレの前からキャンプ場中央部を見た写真です
グループで設営可能なちょっと広めのサイトもあったりします。フリーサイトなので場所の選択はとにかく早い者勝ちです

③池の周りのエリア

③池の周りのエリア

東古屋キャンプ場内には、ひょうたん型の池があります。

魚がいるのかなと思い確認しましたが、特に魚など生き物は確認できませんでした。

この池の周りも適度なスペースがあり、テントを設営するにはちょうど良いサイトになっています。

キャンプ場にはこのようなひょうたん型の池があります
池の周りのスペースもテントを張るにはちょうど良いサイトです
こんな感じです。池の中央部からトイレ方面を見ています
ここも結構人気のサイトです

キャンプ場の利用料金や注意事項などについて

キャンプ場の利用料金などはこちらの塩谷町のホームページでご確認ください。

注意事項については、塩谷町のホームページには記載はありませんでしたが、管理事務所で受け付けの際に以下の注意点を守ってくださいと言われました。

キャンプ場注意事項
  • チェックアウトは午前10時まで(休日は利用者が多いので、これは厳守でと言われました)
  • ゴミは各自持ち帰る(焚火の灰は捨てる場所あり)
  • 直火禁止
こちらも注意しましょう

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自分が訪問した時の状況

2019年11月ソロキャンプ

訪問時期

訪問時期2019年11月上旬金曜日~土曜日、1泊2日
到着時刻8:00頃到着、チェックインも8時頃

設営エリアと混雑具合

設営エリア①東古屋湖の眺望が良いエリア
設営サイト下記マップを参照
サイトの混雑具合・訪問したのが平日ということもあり混んではいなかったが、良さそうなサイトにはキャンパーが入っていた。
・8時ごろ到着したこともあり撤収前のキャンパーも数組いたようだ。
・東古屋湖側の眺望の良いサイトのキャンパーがちょうど撤収されたので、入れ替わりにサイトをキープ。
・午後くらいから徐々にキャンパーが増えてきて、夕方には結構な入場者がいたようだ。
・平日なので夜はガラガラで寂しいのではと思っていたが、週末のせいなのか予想以上のキャンパーの多さにはびっくりした。
・特に目立ったのが、バイクでキャンプツーリングに来ている人達。もしかしたらキャンプツーリングをやる人たちの間では東古屋キャンプ場は有名なのかもしれない。
2019年11月ソロキャンプの時の設営サイト

注意点・教訓

東古屋キャンプ場の11月の寒さ具合について11月にもなるとキャンプ場によっては夜間かなり寒くなるので、今回事前に寒さ対策を行ってきた。
・シュラフはいつものモンベルバロウバッグ#3。寒さ対策としてダウンパンツを購入
・夜寝るときの格好は、下は釣りの時にはいているラッシュガードのタイツにいつものズボンをはいてその上にダウンパンツを穿いた
・上は、半袖シャツ、ラッシュガードの長袖シャツ、モンベルの厚いフリース、その上にユニクロのウルトラライトダウンを重ね着
・夜中過ぎまでシュラフだけで持ちこたえたが、朝方寒くなり念のため妻から借りて持ってきていたフリース素材の毛布を使用

マイフォトギャラリー

今回の設営場所はこんな場所です
まずはタープの設営です
斜め後ろから見るとこんな具合です
テントを張って設営完了です。サイトからは東古屋湖の眺めが最高でした
夜のテントサイト
夜のテントサイト
11月なので紅葉シーズンは終わっていますが、色づいた葉っぱが多少は残っています
夕食はステーキ&ガーリックライスでした。レシピはこちらの記事をご覧ください

余暇時間の観光・アクティビティ

東古屋湖でトラウトフィッシング

観光・アクティビティ 東古屋湖でトラウトフィッシング
キャンプ場からの距離 キャンプ場のすぐ下で釣りができます
料金 東古屋湖で釣りをするには釣り券の購入が必要です。
こちらの鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所のホームページでご確認ください。
http://www.kinugawa-gyokyou.com/higasigoyako/ryoukin/index.html
概要 東古屋湖では、毎週土・日、祝祭日に150kg~200kgの魚が放流されています。
放流している魚種は、ニジマス、ヤマメ、イワナ、サクラマス、ブラウントラウトなどです。
特に60cmクラスの大型ニジマスもつれるとあって、休みの日には大勢の釣り人で賑わいます。
感想 ・令和元年台風第19号により湖に大量の泥流が流れ込んだようで、1ヶ月近く経過しても水の濁りが抜けていない状況でした。
・キャンプ場のすぐ下は、かなり遠浅になっていて水深のある場所まで距離がある状況。ルアーが届かず反応はまったくなし。
・管理事務所下は、水深もそれなりにあり良さそうだが、こちらでも反応はまったくなし。餌釣り師はそれなりに釣っていたようですが…。
・キャンプ場の上流部へ移動。上流域は川幅も狭く水深も浅くなっているが、浅瀬を大きなニジマスが複数泳いでいるのを確認。
・こちらでは1回あたりはあったが…。タイムアウトで終了。
鬼怒川漁業協同組合東古屋湖管理事務所
管理事務所のすぐ下のボート発着所付近の眺めです
土曜日、管理事務所のすぐ下は釣り人でにぎわっていました。エサ釣り師の方が多いですね
元古屋橋からの眺めです
休日は多くのボートでにぎわっています

日帰り温泉施設 矢板市城の湯やすらぎの里

観光・アクティビティ 日帰り温泉施設 矢板市城の湯やすらぎの里
キャンプ場からの距離 車で20分くらい、矢板市の東北自動車道沿いにあります。
住所はこちら
〒329-2144 栃木県矢板市川崎反町295 TEL:0287-44-1010
料金 入浴時間 午前10時~午後9時(受付は午後8時30分まで)
料金   一般(中学生以上)500円、65歳以上及び小学生400円、乳幼児以下(小学生未満)無料(2019年11月時点)
(注意)正確な料金はこちらの矢板市城の湯やすらぎの里のホームページでご確認ください。
http://www.yaita-onsen-shironoyu.jp/information/
概要

こちらの温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物硫酸塩温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で動脈硬化症、関節痛、神経痛、疲労回復などに効果があるそうです。
温泉センターの隣にはキャンプ場やBBQ場なども併設されているようです。

感想 ・この記事を書くためにあらためてホームページを確認したところ、1号館と2号館にそれぞれ浴場があって1号館に露天風呂があるとのこと。
・訪問した時は、1号館の存在を知らず入り口に近い2号館の浴場を利用。露天風呂があるとは知らなかった…。
矢板市城の湯やすらぎの里。すぐ隣には川が流れていて、橋の上から撮影した写真です
こちらが正面の入り口です
お風呂のあとに、館内のレストランで天ざるそばをいただきました
この温泉施設の周りにはこのような田園風景が広がっています

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まとめ

  • 東古屋キャンプ場は、設備は充実しているとは言えませんが、必要最低限な設備があれば十分だと考えるソロキャンパーに向いています
  • 夕まずめまで釣りをして、次の日朝まずめから釣りをしたいと考えているアングラーにとって、釣り場の隣に寝る場所があるなんて最高のキャンプ場です

以上で東古屋キャンプ場の紹介は終わりですが、皆さんの役に立ったでしょうか?

是非皆さんも東古屋キャンプ場を訪問して、キャンプ場の良さを実感してみてください。


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