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野反湖キャンプ場で星空撮影に初挑戦|天空の湖に広がる圧倒的な星空に感動

モリゾーです。定年を数年後にひかえたシニア予備軍です。

子供のころからアウトドアが好きで、日ごろから釣り、キャンプ、登山、マラソンなどを趣味として楽しんでいます。

今回は新たなアクティビティへの挑戦として野反湖キャンプ場で「星空撮影」に挑戦してきましたので紹介します。

この記事が、皆さんが野反湖キャンプ場で星空撮影する際の参考になれば幸いです。


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目次

野反湖キャンプ場で見る圧倒的な星空

野反湖は標高1500mの高地に位置し、その標高の高さから「天空の湖」と呼ばれている美しい湖です。

野反湖の湖畔にはキャンプ場があり、その美しい湖を一望できるキャンプ場として多くのキャンパーに人気があります。

野反湖キャンプ場は市街地から離れているため、普段都会では見られない素晴らしい星空を見ることができ、ここで見る満天の星空は野反湖キャンプ場の魅力を語るうえで忘れてはならない魅力のひとつとなっています。

私が初めて野反湖キャンプ場で星空を見たときは、その星の多さに肉眼でもこんなに星って見えるんだと感動したものです。

まさしく見る者を圧倒する「圧倒的な星空」という表現がぴったりの星空が広がっています。

ただ野反湖は日本海側と太平洋側を分ける分水嶺という場所がら天候の変化が激しく、満天の星空を見るにはその人の運も必要となってきます。


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マイフォトギャラリー

野反湖キャンプ場で撮影してきた星空写真を掲載します。

今回初めての星空撮影ということもあり、作品の出来については大目にみてもらえるとうれしいです。

撮影は設定をいろいろ変えながら試行錯誤しながら撮影してみました。

PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(40秒、F4.0) / ISO 1600
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 21mm / マニュアル露出(50秒、F4.0) / ISO 1600 / Kenko PRO1D プロソフトン [A]使用
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 21mm / マニュアル露出(50秒、F4.0) / ISO 1600
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(20秒、F2.8) / ISO 3200 / Kenko PRO1D プロソフトン [A]使用
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(30秒、F2.8) / ISO 3200
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(10秒、F2.8) / ISO 6400 / Kenko PRO1D プロソフトン [A]使用
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(20秒、F2.8) / ISO 6400 / Kenko PRO1D プロソフトン [A]使用
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(37秒、F2.8) / ISO 3200
PENTAX K3 / SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC / アストロトレーサー(O-GPS 1 GPS Unit) / 17mm / マニュアル露出(30秒、F2.8) / ISO 800

2020年7月:星空撮影に向けて準備開始

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アストロトレーサーを購入

アストロトレーサーについては後で詳しく説明しますが、星空撮影で長時間露光した時に通常であれば線状に流れて写ってしまう星を点で写してくれるすぐれモノの機器です。

私のような星空撮影初心者が星空を撮影するにはこいつはなくてはならないアイテムです。

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月齢カレンダーで日程調整

星空撮影には晴れていて星が良く見えることが一番大事ですが、月が出ていないことも奇麗な星空を撮影するには大事な条件です。

ネットで「月齢カレンダー」で検索すると、月齢カレンダーを提供しているサイトがいくつか検索できます。

なかでも日本気象株式会社が運営している「てんきとくらす Tenki to kurasu」というWebサイトの夜空のカレンダーがおすすめです。

星空撮影には、新月の前後1週間くらいの期間が適しています。

月齢カレンダーには月が出る時間と月が沈む時間が記載されていますので参考にしましょう。

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撮影に適した場所決め

せっかく野反湖で星空を撮影するのだから、ただ星空だけ撮影したのでは面白くありません。

はやり野反湖を入れた構図で撮影したくなります。

そうなると野反湖が見えて視界が開けている場所が撮影ポイントとなります。

しかも撮影場所とサイトの間を行ったり来たりするのも大変なので、撮影場所としてはなるべくサイトから近い場所にしたいところです。

そんな厳しい条件にあう場所としては、テントエリアでは中央広場の際のサイト。

バンガローエリアでは8人用バンガロー八間山と白砂山、もしくは4人用バンガローNo63が抜群のロケーションとなります。

テントエリアの中央広場は週末は大勢のキャンパーで混雑して星空撮影どころではなくなるので、今回はバンガローエリアのNo63を撮影ポイントに決めました。

8人用バンガロー八間山、白砂山と4人用バンガローNo63は丘の際ぎりぎりのところに位置しているため、ここから野反湖を一望できます
4人用バンガローNo63

No63のサイトから見る野反湖の景色はこんな景色です。

4人用バンガローNo63の横からの眺め
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キャンプ場に予約

サイトが決まったのでキャンプ場に予約します。

野反湖キャンプ場の良いとことろは、予約の時にバンガローのサイトを指定できるところ。

No63はロケーションが良いため人気が高く早めに予約しないと埋まってしまいます。

できれば2カ月前、遅くとも1カ月前の予約が必要です。


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野反湖キャンプ場での星空撮影が実現するまでの全記録

1回目計画:2020年10月中旬/半月(下弦)⇒台風接近によりキャンセル

バンガローNo63は、既に8月の時点で9月の予約が埋まっていたため1カ月先の10月中旬で予約。


10月第1週目、台風14号が日本列島に接近。

台風接近ということで止む無くキャンセル。

まぁ、仕方ないです。台風が来ていてはまず星空を見ることはできないので、気持ちを切り替えて次に望むことに。

次をどうするか?

野反湖キャンプ場は11月上旬まで営業しているため11月で計画することは可能だが…。

しかし年によっては10月後半に雪がちらつくこともあり、この計画は次年度に先送りすることに。

2回目計画:2021年6月上旬/新月⇒曇りで星空が見られず次回持越し

梅雨の晴れ間を期待して

野反湖キャンプ場は5月から営業開始。

5月のGW明け、野反湖での星空撮影に向けて活動再開。

月齢カレンダーを見ると6月10日が新月なので6月の2週目あたりがタイミング的にはベストである。

しかし6月は梅雨の真っただ中、天候が心配。

ですが、意外と梅雨の晴れ間で晴天が続いたりするので、可能性を信じて候補日を6月上旬に設定してキャンプ場を予約することに。

星空撮影は次回に持ち越し

今年は例年になく5月に雨模様の天候が続き、まるで梅雨の最盛期という感じ。

それでも6月に入ると天気も持ち直し晴れる日が多くなってきてこちらの思惑通りになってきた。

そしていよいよ当日、野反湖は雲はあるものの青空も覗いているといった感じの天気。

2021年6月上旬 / 野反湖は雲はあるものの青空も覗いているといった感じの天気

もしかしたら星空が見えるかもという淡い期待を抱いたが、夕方より空一面に雲が広がり結局星空を見ることはできず。

2021年6月上旬 / 夕方より空一面に雲が広がり結局星空を見ることはできず

今回も残念ながら計画達成はならず、次回に持ち越しに。

3回目計画:2021年7月上旬/半月(上弦)⇒目的達成

一か八かの賭けに

6月上旬、野反湖から戻ってきてリベンジを果たすべく次の計画の練り直し。

次に新月を迎えるのが7月10日、星空撮影の適期はその前後1週間。

ただ例年であれば7月上旬はまだ梅雨の真っ最中であり、星空が見られる可能性は極めて低い。

一方、7月はノゾリキスゲが開花を迎える時期であり、ピークは7月中旬から下旬にかけてである。

たとえ星空が撮影できなくてもノゾリキスゲを押さえることができれば良しとするかという思いから、適期ギリギリの7月中旬にターゲットを設定した。

関東地方の梅雨明けの平均は7月19日頃、7月中旬に梅雨明けを祈って一か八かの賭けに出たのである。

千載一遇のチャンス

今回バンガローは2泊。

1日目はあいにくの曇り空で星空は確認できず。

2021年7月上旬 / 1日目は曇り空で星空は確認できず

そして2日目。

なんと、奇跡的に関東地方の梅雨が明け、関東地方の全域で安定した天気に。

そして野反湖は雲一つない晴天になった。

2021年7月上旬 / 2日目に関東地方の梅雨が明け、野反湖は雲一つない晴天に

まさに千載一遇のチャンスとはこのことか。

天空の湖で見る圧倒的な星空

太陽が沈みいよいよ撮影タイム。

しかし、上弦の半月はちょうど目の前で煌々と夜空を照らしている。

月が地平線に沈むのが11時半ころ、野反湖では周りを山に囲まれているため10時過ぎころには月が見えなくなるはず。

しかも野反湖キャンプ場バンガローエリアの消灯時間は10時過ぎ。

消灯まではBBQ棟や炊事場の明かりがあたりを明るく照らしているため、消灯になる11時過ぎくらいからが本格的な撮影タイムとなる。

それまではサイトでもうしばらく待機。

そして迎えた11時過ぎ。

月が山に隠れ、消灯により場内の電気が消え、そして空は雲一つなく満天の星空が。

そこには見る人誰もが感動するであろう、圧倒的な星空が広がっていた。

野反湖キャンプ場で見る圧倒的な星空

1年越しで目的達成

野反湖キャンプ場での星空撮影の計画始動から1年。

ようやく目的を達成できた。

写真の出来が満足できるものであったかは置いておいて、この圧倒的な星空をターゲットにして撮影できる機会を与えてもらっただけでも感謝したい。

1年越しで目標を達成でき満足している。

撮影で使用した機材を紹介

カメラ:PENTAX K3

私が愛用しているのはリコーイメージングのPENTAX K3。

購入して数年が経過し、今ではPENTAX K3-IIIが発売され、K3は2世代前のカメラになってしまいました。

ですが、まだまだ現役バリバリの愛機です。

レンズ:SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC

広角17mmをカバーし、しかも全域でF2.8というコスパの良いレンズです。

フィルター: Kenko カメラ用フィルター PRO1D プロソフトン [A]

明るい星を滲ませて際立たせる効果があるソフトフィルター。

星空撮影を解説しているWebサイトや書籍でおすすめしていたので購入してみました。

今回使用するのが初めてだったので、効果を確認するつもりでフィルターを装着した場合と装着しなかった場合で撮り分けしてみました。

ですが、どれがフィルターを装着してどれが装着していなかったのか明確に記録しておかなかったため、ピンボケなのかフィルターによる効果なのか訳がわからなくなってしまいました。

アストロトレーサー

PENTAXユーザーの方はご存知だと思いますが、簡単に言うと星を点で写してくれる道具です。

アストロトレーサーには、GPSが内蔵されていて撮影場所の正確な緯度情報を取得して、そこから見える星の動きを計算します。

カメラ側では、アストロトレーサーが計算した星の動きに合わせて、イメージセンサーを動かし、通常であれば線状に流れて写ってしまう星を点で写してくれるすぐれモノの機器です。

ただし、アストロトレーサーを使えるのはPENTAXの一眼レフカメラだけ。

PENTAXユーザーであれば私のような星空撮影未経験者であってもそれなりの写真を写すことができます。

ちなみにPENTAX K3-IIにはアストロトレーサーの機能が内蔵されています。

逆にPENTAX K3-IIIではアストロトレーサーは内蔵されなくなったようです。

三脚:Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ


ここまでが撮影時に使う機材です。

今回星空撮影用に購入したのはアストロトレーサーとソフトフィルターだけ、それ以外は普段から使用している道具たちです。

これ以外に必要なのが、こちら。

レタッチソフト:Adobe Photoshop Lightroom Classic

撮影した写真を自分好みの色味に仕上げるのがレタッチソフトです。

自宅に帰ってから撮影してきた写真の中で良さそうなものを選んで色味を調整していきます。


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初挑戦の感想・得られた教訓

  • とにかく運が良かった
    どんなに高価な機材や高度なテクニックがあっても星空が見えないことには話になりません。そういう意味で今回は奇跡的に梅雨明け直後の晴天に恵まれ、野反湖には珍しくほとんど雲一つない星空が見られたのは運が良かったとしか言いようがない
  • バッテリー不足で痛恨の極み、バッテリーは余裕をもって用意すべし
    カメラのバッテリーは2個用意していましたが、午前中は登山、午後は釣り、さらにノゾリキスゲの撮影といったアクティビティを通してカメラのバッテリーを消費。肝心の星空撮影の時にはバッテリー残量が僅かになってしまい十分に撮影できなかったというミスをやらかしてしまいました
  • 何もかも手探り状態、次回に向けてのヒントも多少得られた
    撮影の細かいテクニックについては、星空撮影のテクニックを紹介している諸先輩方のサイトや書物をみて見よう見まねで撮影してみた。今回アストロトレーサーを使うのも初めてだったので露出と露光時間の設定など何もかも手探り状態でしたが、次回へ向けての反省点やヒントも得られました
  • ピンとのずれと夜露が大敵
    露出や露光時間の設定よりも注意すべきなのが、ピンとのずれと夜露によるレンズの曇り。せっかくの設定も台無しになってしまいます
  • 出口のないレタッチ
    自宅に帰ってからLightroomによるレタッチで色味の補正などをしていくわけですが、仕上がりに正解がないので、やっているうちに訳が分からなくなり、完全に出口を見失ってしまいました
  • 物欲は続く
    超広角のレンズが欲しくなりました

参考書

星空が楽しめるのはキャンプならではの醍醐味。

星空撮影までしなくても星空を眺めるだけでも普段の生活では味わうことのできない非日常的な体験ができます。

特に小さなお子さん連れのキャンパーの皆さん、お子さんにこの素晴らしい星空を是非見せてあげてください。

きっと忘れられない思い出になると思います。

私自身も「星空キャンプ」が病みつきになりそうです。


PENTAXユーザーでアストロトレーサーをこれから始めてみようという方にはちょうど良い本です。

今回アストロトレーサーの設定や露出の決め方などはこの本を参考にさせていただきました。


以上で野反湖キャンプ場での星空撮影の紹介は終わりですが、いかがだったでしょうか?

今回、野反湖の圧倒的な星空をこのブログを通して発信したいと思い、星空撮影に初挑戦してきました。

諸先輩方のブログや書物を参考に見よう見まねでトライしてみましたが、自分で体験してみて初めて分かったこともたくさんあります。

作品の出来はまだまだですが、今回得られたヒントを次回に生かしていきたいと思います。

まだ野反湖キャンプ場で星空をご覧になったことのない方は、是非訪問して星空ウォッチングや星空撮影にチャレンジしてみてください。

それではまた別の記事でお会いしましょう。


野反湖と野反湖キャンプ場についてはこちらの記事でも紹介しています。


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